あかりの空~子育て記録~

仕事と子育て、たまーに料理と英語。田舎で共働きの地味な生活の記録。

しあわせのパン&スープオペラ

2012-01-12 | つれづれ草

              ムスメの成長記録日誌→(近々UP予定です)

 

 お仕事の本を買いに本屋さんへ行ったパパが、

「ママの好きそうな本があったから買ってきたよ」と、一冊の本を買ってきました。

何だろ・・・?と袋の中身を見てみると、

 『しあわせのパン』    三島有紀子 著                 でした。

おお~~~~っ 

これは前に何かの雑誌のどっかのページで紹介されていたのを見たぞ と。

記憶の彼方に飛んでいた「ちょっと気になるもの」の再登場。 有り難い

すっかり昼寝をしなくなったムスメを試行錯誤ののちやっと寝かせてから一気読みいたしました。

 これは・・・いい  読み終えた後のほっこり感はまるで『食堂かたつむり』です

内容も、いろいろな背景を背負ったお客が心のこもったカフェのおもてなしを受けることでそれぞれが幸せになっていく・・・という、これまた『食堂かたつむり』なのです。

 この本。今月から映画館でロードショーで、配役もカフェのオーナー夫婦に原田知世&大泉 洋となっています。読みながら頭の中でも鮮明にお二人が演技をしてくださいまして、さらに楽しく読むことができました 映画も絶対に見に行こう こんな温かいカフェがあるなら行ってみたい・・・と、誰もが思ってしまうお話です。

 というのも、舞台となっているカフェは北海道の洞爺湖町に実在するカフェでして、お話の中に出てくる立派なホテルも、小さなガラス屋さんも実際にそこにあるのです。

  北海道 洞爺湖町 月浦       あの首脳会議が行われた温泉街です。

ならば、そのカフェを探してみようと、ネットで調べてみました。 ありました

 パン工房 ゴーシュ + cafe        これがその舞台となり撮影場所となったカフェです。

ただ、お店の口コミ欄を読んだ限りでは、本を読んだり映画を見た後で行くと、多分せっかくの余韻が台無しになってしまいそうな感じがしたので、ここは止めておこう・・・と思いました

お話はお話。フィクションです。自分の中で膨らませた温かい想像をそのまま大切にしておくのが賢明かもしれません。

 

 本を読んだ後、ずっと前から借りたままになっているDVDが無性に見たくなり、夜中、ムスメの寝ている横でやっと見ました

  『スープオペラ』  原作 阿川 佐和子

 去年公開の映画ですが、見たくても映画館に行けなくて見逃してしまった作品。CMで、丁寧にスープの灰汁を取る立ち姿や、美味しそうにスープをすする表情にすっかり魅せられてしまったのです 

 実際に見てみると・・・・たのしい

 なんだろう。主人公を取り巻く世界が絶対に「あり得ない」奇妙な設定なんだけど、登場人物のそれぞれがそれを「あり得る」設定にしてしまうようなある意味おめでたいキャラクターなので、なんだか引き込まれちゃって面白かったです こちらも見終わった後、顔が自然ににんまりとなってしまうような、穏やかな感じになりました。 ちょっと、最後の遊園地の夢のシーンがよくわからなかったし、題名にするほど「スープ」がお話のキーになっているようには思えなかったのが残念でしたけど。 でも、面白かったな 今度は本で読んでみようかな?

 今気になっているのが・・・『洋菓子店 コアンドル』 『四十九日のレシピ』

コアンドルはケーキのレシピ本も出ているようなので、願わくばそちらの入手も

四十九日のレシピは、NHKオンデマンドで先にドラマを見てから本を読もうか・・・どうしようかと思案中 和久井えみさん、好きなんだよねぇ

 今年も本や映画からも料理がもたらす不思議な力を感じたいなぁ・・・と思います

 

 

 

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