コツコツ歩き隊!

「さっぽろオータムフェスト2022」でシメパフェをいただく<6丁目会場>

3年ぶりの開催となった「さっぽろオータムフェスト」。

コロナ感染者数が減少していることもあるのか、沢山の人が来場、実に良い賑わいを見せております。

会場内の飲食スペースは感染対策が取られており、安心。
あとは来場者がよほどの非常識な行動さえ取らなければ、クラスターは起こらないと考えます。

さて、今回は大通公園(中央区)の6丁目会場で頂いたものを紹介したいと思います。

<6丁目会場>
6丁目会場は、札幌で話題の人気店が詰まるエリアとなっており、札幌市民にとっては馴染みのある店名が並びます。

「シメパフェ」で有名な「パーラーエノキ×パフェ、珈琲、酒、佐藤」もその1つ。
当ブログで紹介はしていないものの、こちらのシメパフェは頂いたことがあり、今回はどのようなパフェを用意されるのか気になりまして、伺ってみることにしたのでした。



こちらがその「シメパフェ」。
「塩キャラメルとピスタチオのパフェ」オータムフェストバージョンであります。

「シメパフェ」とは、食事や飲み会の後の「締め」として頂くパフェで、札幌で発展した食文化であります。
お酒の後の締めとするので、甘味のパフェとはちょっとばかし一線を画します。

もちろん、ところどころに甘味は来るのですが、味や香り、食感はもっと複雑。
ハーブやスパイスを用いることもあれば、甘味・塩味・苦味・酸味・旨味をしっかり組み合わせてみたり、同じ食材でも異なる食感(時に味)で演出してみるなど、作り手の高いセンスと技術が1つの器に集約された、芸術性のあるデザートとなっています。
量産することはできないので、シメパフェのお値段はお高めとなっております。

今回頂いた「塩キャラメルとピスタチオのパフェ」は簡易版となっているものの、スタッフが二人がかりでパフェを作られており、シメパフェの基本姿勢はちゃんと守られております。

また、基本味の甘味・塩味・苦味・酸味・旨味もきちんと押さえており、よくアイデアが練られております。
特に、塩キャラメルの塩味と苦味(焦がした風味も)は際立っており、非常においしいです。

「佐」と書かれた、可愛いせんべい(最中の皮みたいなもの)がソフトクリームの冷たさで麻痺しかかった舌を優しく癒してくれます。
演出も申し分ありません。

そして、シメパフェを食べる時に考える最後の関心事は、「何で締めるか」ということ。
ここがまたお店の個性やアイデアが光るところで、気が抜けません。
(札幌の甘味専門のパフェには白玉が入っていることが多い。)
ちなみに、こちらは「リンゴの酸味」で締めました。
(酸味で来たか…)

久しぶりの「シメパフェ」。
堪能いたしました。

<参考資料>
  • ウィキペディア「シメパフェ」

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