池波正太郎記念文庫
ブログを始めて約3年となりました。
文章を書くのが苦手でも、3年間続けていると、それなりにコツが分かってきます。
あまり難しく考えず、最近の出来事や意見・感想などを絡めて書くと、
ウォーキングという限定されたテーマのブログでも、飽きずに続けられることが分かりました。
日々のウォーキングを記録するために始めたブログですが、
いつしか日記というかエッセイのような感じになっておりまして、後で読み返すという楽しみができました。
(問題は何年後に読み返すか、であります。笑)
ブログとして公開する以上、誰でも読むことが出来る状態ではありますが、
果たして、私のエッセイなんぞ皆様興味を持つのでしょうか。
(そんな訳で当ブログに足を運んで下さっただけでも有り難いと思っております。)
そう思うものですから、当ブログで最も力を入れているのは、情報・記録に関するものです。
それらを載せておけば、誰かの役に立つかもしれないと思うからです。
しかし、有名人のブログやエッセイとなれば、状況は一変します。
日々感じていることや考えていることを知ることで、人間としての素の部分に触れてみたい。
有名人のエッセイやブログには、そんな期待があると思うのです。
「鬼平犯科帳」のファンである私にとって、池波正太郎のエッセイは、ぜひ読んでみたい書の1つです。
さて、東京都台東区西浅草3丁目には「台東区生涯学習センター」(区立中央図書館)があり、
その中に「池波正太郎記念文庫」が併設されています。
室内には、池波正太郎の仕事部屋や直筆の原稿、作品のアイデアを書きとめたノート等があり、
限られた空間でありながら、充実の展示内容となっています。
所々に池波正太郎のエッセイの一文が紹介されており、これを読むのがまた楽しく、
興味を持って展示物を見ることができます。
仕事に励むために、仕事部屋はあえて洋室にされたのですねぇ。
とても親近感がわきます。
(詳しくは公式HPへ:http://www.taitocity.net/tai-lib/ikenami/)
立ち寄って本当に良かったと思います。
入谷から西浅草にアクセスしたのは正解でした。
というのも、西浅草に立ち寄った本当の目的は、こちらの風景印をもらうため。
西浅草郵便局:浅草寺雷門、三社祭の御輿、つくばエクスプレス ≪変≫雷門の提灯
(『新・風景スタンプ集 関東・甲信越』日本郵趣出版より)
「季節の花シリーズ 第6集」(50円)切手を使用
以前紹介した「つくばエクスプレス」シリーズ、3部作最後の1つをもらおうと思ったのです。
(2014年2月20日の記事:風景印(21):足立青井と足立六町を参照のこと)
ちょうちん型の消印。
下町情緒を感じさせる浅草ならではの風景印です。
池波ファンの方も、鉄道ファンの方も、どうぞ「記念文庫」にも郵便局にも、
記念にお立ち寄りくださいませ。
「池波正太郎記念文庫」のすぐそばに「合羽橋道具街」があり、記事にしたことがあります。
散策がおすすめです。
2012年4月26日の記事:散策! 言問通り(4)
池波正太郎のエッセイが読みたい。