只今、札幌南二条郵便局の風景印テーマから作ったお題「狸小路で半世紀以上、商売をされているお店」に取り組んでおります。
今回は「狸小路5丁目」です。
今回は「狸小路5丁目」です。
5丁目は観光客を当て込んだ店が多い。ラーメン屋やドラッグストアが目立つ。
<狸小路5丁目>
狸小路5丁目には半世紀以上、同じ屋号で商売をされているお店はなかったのですが、その代わり、屋号は変わったけれど、ずっと同じ娯楽施設を提供している場所はありました。
それはこちら。
現在はディノスシネマの映画館である「サツゲキ」であります。
ここはカフェが併設されているので、私、ちょこまかお邪魔している、狸小路の中でもお気に入りの場所であります。
2018年にやってきた時は、貸しホールや「道産食彩HUG」でありました。
それ以前はと言うと、「札幌東宝プラザ」という東宝系列の洋画を上映する映画館、さらにその前は日活の映画を上映する「日活館」、さらにその前はやはり映画館の「三友館」でありました。
ざっと年表にするとこんな感じ。
- 1925年(大正14年):前身となる『三友館』が開業。
- 1938年(昭和13年):『日活館』に改称。
- 1975年(昭和50年):『東宝プラザ』に改称。東宝洋画系のロードショー館となる。
- 2006年(平成18年)9月:第1回札幌国際短編映画祭が開催される。
- 2008年(平成20年)12月20日:1階に『道産食彩HUG』がオープン。
- 2011年(平成23年)8月31日:『東宝プラザ』としての営業を終了。同年9月1日より貸ホール『札幌プラザ2・5』となる。
- 2020年(令和2年)
2月末:『札幌プラザ2・5』としての劇場営業を終了
7月22日:札幌プラザ2・5の全スクリーン跡に4スクリーンのシネコン『サツゲキ』が入居し、グランドオープン
何を言いたいかと申しますと、この場所は、途中ブランクはあったけれども、大正14年からずっと市民に娯楽を提供する映画館として存在し続けたということであります。
昔、「札幌東宝プラザ」や「札幌東宝日劇」、「帝国座」、「札幌劇場」といった4つの大劇場があり、娯楽の中心地でもあった狸小路。
「サツゲキ」はその伝統を受け継ぐ貴重な映画館なのでありました。
(映画は映画館で見るべきなのだけど、私、ちょっと閉所恐怖症なんだよね… 汗 こちらでも映画を見てみたいですね。)
<参考資料>
- ウィキペディア「札幌東宝プラザ」
- 札幌東宝プラザ (港町キネマ通り)
<「風景印(178)札幌南二条郵便局」シリーズの記事>
- 風景印(178)狸小路で半世紀以上、商売をされているお店 <札幌南二条郵便局> - コツコツ歩き隊!
- 風景印(178)半世紀以上商売を続けてらっしゃる狸小路2丁目のお店を知って密かに感動する<札幌南二条郵便局> - コツコツ歩き隊!
- 風景印(178)狸小路最古参のお店と「サンデパート」時代から続いている果物屋<札幌南二条郵便局> - コツコツ歩き隊!
- 松下幸之助が「世界一のメガネ屋さん」と評した眼鏡屋さん<風景印(178)札幌南二条郵便局> - コツコツ歩き隊!
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