札幌簾舞郵便局
「簾舞(みすまい)」。
最初、なんと読めばいいのかさっぱり分かりませんでした。
ウィキペディアによれば、アイヌ語の「渓谷にある川」という意味の「ニセイオマップ」が語源となっており、
「簾舞」は難読地名の1つなのだそうです。
その簾舞エリアに先日、出かけて行って風景印をもらって参りました。
簾舞エリアにて風景印を配置しているのは「札幌簾舞郵便局」。
じょうてつバス「簾舞」停留所の近くにあります。
丸ポストが設置されております。(喜)
テーマ : 市文化財・旧簾舞通行屋、八剣山
切 手 : 身近な動物シリーズ 第5集 ネコ 62円切手
「市文化財・旧簾舞通行屋」は地図では「旧黒岩家住宅」または「簾舞郷土資料館」と表示されているかと思います。
通行屋とは北海道開拓のために開拓使が主要道路の要所に設置した施設で、
早馬の乗り継ぎ場所として、また旅行者や北海道開拓者の宿泊所として利用され、
交通事情が悪かった開拓時代にあっては大切なものでありました。
それがこちら。
こちらの建物は黒岩家4代にわたる住宅であり、豊平町役場官吏の出張所、
私設教育所(簾舞小学校の前身)などにも利用され、この地区の発展に大きく寄与しました。
札幌市に残る唯一の通行屋。
北海道の歴史の一端に触れることができ、良い勉強となりました。
所在地
参考資料
- 「旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)」リーフレット