アニマルアートコラボ展
現在、横浜市金沢区(神奈川県)では11月6日まで「金沢文庫芸術祭」を開催中で、
金沢区各所にて音楽会や劇、展示会そしてワークショップなどが行われています。
横浜市立金沢動物園でもイベント「アニマルアートコラボ展」が行われています。
私、アートを鑑賞するのが大好きで度々美術館などに足を運んでおりますが、
アート・イベントが動物園で行われるのは珍しいのではないかと思い、興味が湧きまして、
足を運んでみることにしました。
アニマルアートコラボ展とは
動物園全域を展示会場に無名の若手作家や美術系大学の学生に表現の場を無償で提供し、
来園者にアートと親しんでもらうことを目的に平成22年から行われているイベント。
出展作品は、石彫、鍛金などの彫刻だけでなく絵画や映像、インスタレーションと多種多様である。
(Yokohama Triennale 2014 公式HPより)インスタレーションとは
1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。
ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、
場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
(ウィキペディアより)
初めて訪れた金沢動物園。
山の中に造られていますので、回るのに坂を上ったり下ったりと、運動量が半端でなく、
ただでなくても芸術鑑賞には体力が必要ときたものですから、このイベントは私が今までに参加したイベントの中でも、
最もきついものとなりました。
しかし、園内の動物たちがボーっと座っていたり、寝ていたりする様子しか見られないような状況では、
このイベントがどれだけ来園者の心を慰めているか、計り知れないものがあります。
さわやかな秋空の下、自然豊かな園内を作品鑑賞するために回るのも悪くないかもと思い、
はぁはぁ言いながら回りました。
適当に作品を置いて並べているわけではなく、作品の良さが生かされるように展示されていると思いました。
どこかストーリー性が感じられまして、作品を見る度に空想の世界にトリップするという楽しい感覚に襲われました。
今年で6回目を数える「アニマルアートコラボ展」ですが、もし来年も行われるのなら、
ぜひ開園と同時に入場し、閉園ぎりぎりまでいて、ゆっくり作品を鑑賞したいと思います。
ユニークなイベントに参加できて良かったです。
金沢動物園
世界の希少草食動物がいる金沢動物園では、動物を生息地別にアメリカ区・ユーラシア区・
オセアニア区・アフリカ区の4大陸に分けて展示しています。
色々な表情の動物たちを写真に収めたいと楽しみにして行ったのですが、
ほとんどの動物がボーっとしていたので(無理もないけど)、
紹介できる写真はわずかとなりました。
オオカンガルー。レンズを向けたら一斉にこちらを見たので、思わず笑ってしまいました。
アメリカプロングホーン。大草原の中にいるみたいですけど、そんなことありません。(笑)
インドゾウのボン。気が立っていたらしく、鼻水をかけられそうになりました。
キリンの親子。母親が優しく子供の頭をなめていました。
園内に姿を現した野生のリス。一番生き生きしていました。
<園内の様子>
園内から望む街の風景。
シーサイドラインで売られているお水(左)。横浜市公認のお水ということで、園内の自販機で買えます。120円位。
金沢自然公園の中心部にはレストランや売店のある施設があって、景色を楽しみながら休むことができます。
レストランのビーフシチューは980円で一番高いメニューですが、ライスとサラダ付きで、
一番リーズナブルな値段だと思いました。
お肉とマッシュルームがゴロゴロ入っています。
(レストランに行くには一度動物園を出ますが、当日券を持っていれば再入場できます。)
動物園内を1周するだけでも3km近く歩くことになりますので、とても良い運動になります。
動物を見ながら遠足をすると考えると楽しいかもしれません。
しかし、帰る頃には相当疲労がたまっていることでしょう。
適宜、休憩をとりながら回ることをおすすめします。
休憩場所は各所にあります。
横浜市立金沢動物園公式HP : http://www2.kanazawa-zoo.org/
前回の記事にも動物園の情報を載せましたので参考にしていただければと思います。