コツコツ歩き隊!

散策!北海道(14)かわいいレンガ造りのバス停と美しい建築物を見ながら歩く<江別市>

<江別市散策おススメコース>
散策コースを作るのが趣味の私。
今回は下図のようなものを作ってみました。
(江別市に行くのなら、まずはこちらではないかと…)

【散策マップ】
・スタートをJR 函館本線「大麻(おおあさ)」駅としました。
・かなりの長距離コースとなっています。無理をせず、途中で端折るなり、バスを利用するなどして調整してください。
・コースには入っておりませんが、お買い物に良いと思うお店、風景印配置郵便局、レンガ造りのバス停を載せておきました。参考にしていただければと思います。

【見どころ】
1.江別市ランドマーク
レンガの街・江別(えべつ)市はレンガへの思い入れが強く、色々な場所でレンガを用いた建築物やオブジェを建てています。
バス停もその1つで、江別市内を走る国道12号にはレンガ造りのバス停が6つ(国道のそばに1つ)設置されています。
(他の場所にもあり。)

今回の散策では3つ、見ることができます。
酪農学園大学の広大な敷地を眺めながらのウォーキング。
北海道ならではの風景をぜひ、楽しんでほしいと思います。

2.林木育種場
昭和2年(1927年)に竣工。
平成8年まで「林木育種センター 北海道育種場庁舎」として使用されていました。
外観は、大正・昭和初期に流行したハーフティンバー様式を基調とした洋風庁舎建築。
昭和10年代の戦時体制で、建築資材の質が低下する前の建物で、当時の社会情勢を感じることができる、歴史的価値が高い建物として国の登録有形文化財に認定されています。
中にはカフェがあり、休憩におススメです。

3.お土産
JR野幌(のっぽろ)駅に到着したら北出入口へ。
体力に余裕があれば、少し遠回りして、江別名物をお土産として購入してみてはいかがでしょうか。
<煉化もち本舗>
創業は明治34年の老舗。
昭和11年に来道された閑院宮様も召し上がられたという「煉化もち」が人気の和菓子店であります。
レンガの形に成形したお餅の中にあんこ。
お値段も手頃です。
<樹里庵菓子舗>
昭和48年創業の古参の和洋菓子店「樹里庵菓子舗」。
江別の名物や名所をイメージした和洋菓子を積極的に創作・販売しています。
「樹里庵のとろけるショコラ」はチョコレートケーキ。
一口噛んだ時のクリームの食感と、口の中で溶けていくクリームの食感が楽しいスイーツです。
人気の一品であります。

4.野幌グリーンモール
総延長920mの遊歩道。
周辺環境との調和をはかるために歴史の香りを生かしたレンガと樹木をふんだんに取り入れ、コミュニティの輪を広げる水とみどりの広場を整えており、散歩にとても良い所です。
周辺には江別市の歴史・文化を伝える屯田資料館やガラス工芸館などの施設が点在しています。(上写真は野幌公会堂。)
できれば、「ガラス工芸館」までは行ってみてほしいと思います。
とても素敵な洋館。
江別市散策でこの建物は外せません。
湯川公園の方には、「三番通福音キリスト教会」があります。
こちらの建物も素敵。

5.「子供盆おどり唄」の歌詞

北海道民なら皆知っているという「子供盆おどり唄」。
(道民歴5年目の私、知りませんでした。すみません。)
江別で誕生した盆踊りであります。
この盆踊りの歌碑が「野幌グリーンモール」内、野幌公民館の裏手にあります。
茨城県出身の童謡詩人・坪松一郎が江別に移住し、小学校の校長している時に作詞しました。
「シャンコ、シャンコ…」という歌詞の部分は時に「チャンコ、チャンコ…」と歌われることがあるようですが、この碑を見ますと、正式には「シャンコ、シャンコ」であることが分かります。
下記のサイトでは初期の「シャンコ、シャンコ」バージョン、中期の「チャンコ、チャンコ」バージョン、そして最新版の「シャンコ、シャンコ」バージョンそれぞれの音源を紹介しております。
聞き比べてみると、楽しいでしょう。
ちなみに「シャンコ、シャンコ」は馬の鈴の音を表現しているそうです。
来年の夏はどこかの盆踊り大会に出かけて行って、ぜひ「子供盆おどり唄」を聞いてみたいと思います。

6. ガラス工芸館
江別・レンガ建造物の象徴であります。
昭和20年(1945年)頃に竣工した石田邸を保存・改築したものです。
現在はガラス工芸家・柿崎均氏の工房として活用されており、制作風景や作品を見ることができる他、吹きガラスの体験学習も行われています。
(ただし、5月~10月の土・日・祝日のみ。)

7.錦山天満宮

明治18~19年(1885~1886年)頃、集団入植した屯田兵が熊本市の錦山神社から受けた加藤清正公の分霊を守護神として祀ったことが、こちらの神社の由緒となっております。

その後、「屯田神社」、「江野神社」と名称を変えて移転します。
現在の地に遷座したのは、昭和2年(1927)。
昭和48年(1973)、菅原道真公の分霊を受けて「錦山天満宮」となりました。
ご祭神は天照皇大神と菅原道真公であります。

私が伺った時は、一人の高齢の女性が熱心にお参りされておりました。
私も江別市の今後の発展をお祈りさせていただきました。


8.江別市屯田資料館(野幌屯田兵第二中隊本部)

木造一部二階建てで、天井部に梁を渡さない「バルーンフレーム方式」の建築物。
明治17年竣工、北海道有形文化財となっています。
見学は4月29日~11月3日の土・日・祝日および振替え休日のみ、9:30~17:00までの営業となっております。

 9.ご当地マンホール「ななかまど」カラーバージョン

モノクロのレギュラーバージョンは、街のあちこちで見られますが、カラーバージョンとなると一気に数が減ります。
マンホールマニアの方は要チェックであります。
(場所については地図にてご確認ください。)


このエリアは、最初、二つの散策コースに分けて紹介しようかと考えていたのですが、多少長距離となっても合わせた方がたくさん見学できて楽しいかと思い、1つのコースとしました。
もし、夏期に散策するのなら水分補給と休憩は忘れずに。
江別市ならではの散策を楽しんでほしいと思います。

<参考資料>
  • 江別市公式HP「ぷらっと散歩みち」
  • イラストマップ江別

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