逗子のあるレストランにて
何がきっかけで嫌いなものが好きになるか分かりません。
とあるレストランでの出来事で、私、あまり好きではなかったチャーハンが好きになりました。
そこは中国人の店員さんとタイ人の店員さんが店を切り盛りする多国籍料理のお店。
仕事中のやりとりはすべて日本語。
口論する時も日本語です。
中国人の店員さんにさんざん言い負かされたタイ人の店員さん。
相手が去った後に言い放った一言は「バカヤロ」。
(もちろん日本語)
日本語が国際語となっている場面を見て、妙に感心してしまったのでした。
そんなレストランで、壁1枚隔てた隣の席から、子供の声が聞こえてきました。
エビ(海老)~ エビ~ 海老チャーハン まだ~?
エビ~ エビ~ 海老チャーハン まだ~?
これが延々と繰り返されます。
そばでお父さんが、「やめなさい。静かにしなさい。」と注意するのですが、
子供は全くひるむことなく、
エビ~ エビ~ 海老チャーハン まだ~?
と繰り返します。
チャーハンがあまり好きではなかった私、絶対自らすすんでオーダーすることはなかったのですが、
子供の声を聞いているうちに、
「そんなにここの海老チャーハンは、おいしいの?」
と思い、無性に「海老チャーハン」が食べたくなりました。
それからというもの、チャーハンがごちそうのように思えてきまして、
街歩きの時のランチには、チャーハンをオーダーするようになりました。
先日も鎌倉(神奈川県)でのランチでいただいたのは「しらすチャーハン」。
(写真はありません。すみません。)
鎌倉郵便局の前にある「味の食堂 あさくさ」さんでいただきました。
(味噌汁付き 900円也。)
なぜ、こんなにおいしいものが好きではなかったのでしょうねぇ。
(不思議だ。)
エビ~ エビ~ 海老チャーハン まだ~?
これからはガンガン、チャーハン(特に海老チャーハン)を食べたいと思います。