梅田をウォーキングしてみよう!
東京都足立区梅田を散策しています。
今回はいよいよ21個目のスタンプ設置場所、
明王院(赤不動)を訪れます。
スタンプ設置にはそれなりの理由が!
散策コース
コースは地図で確認できます。こちらへ(ちず丸が開きます。)
ウォーキング開始!
9.明王院(赤不動)(ちず丸)
いよいよ明王院(赤不動)に向かいます。
明王院は真言宗豊山派で万徳山明王院梅林寺が正式な名前ですが、
地元では「赤不動」で通っています。
治承2年(1178年)、源義弘(源頼朝の叔父)が祈願所として、
この寺を建てたのが始まりです。
五代目の久広の時に境内に天満宮を勧請し、
明王院は万徳山梅林寺と号するようになりました。
また久広は姓を梅田と改め、そのころから寺周辺の村を「梅田村」と呼ぶようになりました。
ですから、明王院は「梅田」という地名の由来となった所なのです。
境内には八彦尊像も祀られています。
子育てとしても崇敬されていますが、「咳の不動様のおけさ」としても有名でした。
咳の出る人が祈り、寺から「おけさ」を借り、
治ったら新しい「おけさ」を奉納するという習俗があったそうです。
不動堂の裏には「小泉寧夫(こいずみやすお)先生之碑」があります。
小泉寧夫は梅田村の生まれで、幕末における和算の大家だったそうです。
ちなみに明王院のスタンプです。
10.梅田堀(奥州街道古道)(ちず丸~
)
明王院を出て西に向かいます。
プチテラスが見える所、この道は以前、
「梅田堀」と呼ばれる見沼代用水本木堀の分流でした。
現在は幹線下水道となっていますが、なかなか雰囲気の良い道路となっています。
ボラードもマンホールのふたもなかなかいいですね。
道路のタイル絵はきっと梅田堀で見られた四季の様子なのでしょう。
11.庚申堂(ちず丸)
プチテラスから梅田堀に沿って北に向かって50mほど歩くと、
庚申堂があります。
みなさんの身近なところには庚申堂、あるいは庚申塔はありますか?
実は東京をコツコツ歩くようになってから拝見するようになったものでして、
全く知識がありません。
どこかできちんと調べてみたいなぁと考えております。
お世話になったサイトなど
夢街仕事人 財団法人 足立区まちづくり公社 公式サイト
http://adachi-machi.net/
明王院 公式サイト
http://www.akafudo.org/index.html
東京史跡ガイド「足立区史跡散歩」(学生社)
次回は梅田の神社をめぐります。≫