岩手県平泉・一関散策レポート(2017年9月15日~16日実施) その4
ウォーキング開始!
5.中尊寺簡易郵便局
「平泉文化遺産センター」を出ると、国道へ。
この国道をまっすぐ行くと、「中尊寺簡易郵便局」があります。
『新・風景スタンプ集 北海道・東北』には載っていないのですが、こちらの局は風景印を配備されています。
集めてらっしゃる方は忘れずにお立ち寄りください。
局の方にお尋ねしたら、風景印の問い合わせが多いということで、配備されることになったそうです。
テーマ : 中尊寺金色堂の覆屋と八百年目に開化したハスの花
切 手 : 【花・貝・文化財】 オオイトカケガイ 62円切手
平泉郵便局の風景印とほぼ同じですが、こちらにはハスの花が描かれております。要チェックであります。
6.中尊寺
休憩を済ませると、いよいよ中尊寺をお参りすることにしました。
(休憩時の様子は前の記事「平泉でカフェタイム : The BREWERS 平泉で麦ラテをいただく」をご覧ください。)
表参道月見坂の最初はかなり急勾配となっていますが、「弁慶堂」を越えるとなだらかになります。
ファイトです。
中尊寺本堂までにはいくつもお寺があり、御朱印を集めてらっしゃる方を見かけました。
私は「弁慶堂」をお参りすることにしました。
どのお寺も立派でかつ、違う建築スタイルで建てられています。
きちんと見学しようとするならば、平泉は散策に最低でも2日は割くべきでありましょう。
「東物見台」から平泉の街を眺めれば、坂を上って良かったと思うことでしょう。
物見台を過ぎるといよいよ中尊寺本堂に到着です。
中尊寺は嘉祥3年(850)、慈覚大師円仁により開山されました。天台宗東北大本山です。
12世紀初め奥州藤原氏初代清衡公が「前九年・後三年の合戦」で亡くなった命を平等に供養し、
仏国土を建設するため大伽藍を造営しました。
参拝を済ませると、金色堂に向かいます。
金色堂と讃衡蔵(寺宝展示施設)は有料。国宝や重要文化財が収められているため、撮影は禁止です。
テレビやネットで自由に中の様子を知ることができなかった時代、初めて金色堂を見た時、
どのように思われたのでしょう。
多少、テレビで中の様子を知っていたとは言え、荘厳な堂を前にし、私は、ただただ黙して見つめるしかありませんでした。
北朝鮮との緊張が高まっている現在。金色堂覆屋を出る前に、金色堂の神様に世界平和を祈るのでした。
覆屋を出て「旧覆堂」へ。その途中に松尾芭蕉の像があります。
芭蕉はここで「五月雨の降残してや光堂」と詠みました。
旧覆堂で金色堂修繕の様子を記録したビデオを拝見すると、下山することにしました。
疲れがどっと出てしまいました。予定の見学地をキャンセルし、平泉駅に向かうのでした。
散策マップ
参考資料
- 岩手・平泉散策ガイドマップ
- 中尊寺リーフレット
つづく