今日は実父親のお誕生日でした。
生きていればちょうど100歳に・・・・・
78歳でなくなりました。
父親が亡くなった月は大変でした。
主人は大腸癌の手術を終え三日目・・・
息子は高校受験を控えた一週間前と・・・
私は実家に行き葬儀を済ませて高校入学の手続き帰宅したり・・
バタバタしていました。
まぁ若かったからできたのかもね・・今では無理です。。。
父親が亡くなる10日前くらいに実家に・・
調子が悪そうな父親を見て病院に行くようと言ったのですが・・
大丈夫だよと・・・・布団に横になっていました。
私も主人の手術や息子の受験で忙しかったので・・・
「じゃぁ帰るけど具合が悪かったら病院に行ってね」と・・・
父親は布団の中から私を拝むようにして「ありがとう」・・
これが父親との最後の言葉でした。
そして毎日電話で様子を確認していました。
当時母親は倒れてから数年経ってなんとか動ける状態でした。
亡くなった朝に母親に電話をかけて父親の様子を見に行ってもらうと・・・
電話口で「お父さん死んでる」と・・・・
急いで支度をして実家に行きました。
すでに親戚の人たちが来て葬儀の手はずをしていてくれましたが・・・
喪主は私・・・田舎ですから色々と付き合いもあり手はずも大変でした。
自分で何をどうしたのか記憶にありません・・・・
なんとか葬儀も終わり主人の術後もよく息子も高校合格!
今でも後悔してるのはあの時無理にでも父親を病院に連れて行っていればよかったかなと・・
でも人は自宅の畳の上で生涯を閉じることができてよかったのでは?
もし病院に行って管で繋がれ天井を見て入院生活を送るのも・・・と・・
父親は毎日簡単な日記をつけていました。
なくなる数日前からは一言だけ・・・
亡くなる三日前から日記はなし・・・
それの日記を読んだ時は涙が溢れました。
字が上手な几帳面な父親でした。