
1歳半の息子を連れて、地球の裏側アルゼンチンに向けて旅立った。
「母を訪ねて三千里」の主人公は、たしかヨーロッパからアルゼンチンへの三千里だったから、日本からなら六千里の旅になるのだろうか。
一人で移動するだけもハードな長旅、息子を連れてどのような旅になるのか、まさに、やってみなければわからない。私自身かなり緊張しながらスタートした。
成田空港を夕方6時半過ぎにニューヨークに向けて旅立ったが、スタートは順調。成田のロビーでは、5歳のブラジルの男の子が息子の相手をしてくれた。子供同士、何か通じるところがあるのだろう。息子は時々大きな声をあげながら、男の子の怪獣の人形で嬉しそうに遊んでいた(写真)。男の子のお母さんが、別れ際に、怪獣の人形を一つプレゼントしてくれた。
機内は、予想通りに大変だった。息子の座席はなく、抱っこのままの12時間のフライトに、大人しくしているはずもなく、飽きてくると、のけぞったり騒いだり・・どうにか寝かしつけたと思うと、ヒドイ揺れで起きたり・・なんとか12時間を耐えた感じで、NYに着いた。
NYの乗り換えは、予想以上に困難だった。入国審査は、ものすごい列で、なかなか順番がまわってこない。それもそのはず、すべての外国人の指紋と顔写真を撮っている。検査官の質問に私が「アメリカに滞在するわけではない。ただの乗り継ぎです。アルゼンチンに行くための」と答えると「なんで、アルゼンチン?」「両親が住んでいるから」「なんで、ブラジルじゃないの?」・・の質問に、すっかり閉口する。心の中で「あなたに関係ないでしょ。早く通してよ。疲れているんだから」との気持ちを押し殺して笑顔で応答した。
入国審査の後は、乗り継ぎのための手荷物検査。1歳半の息子の上着や靴まで脱がされて、息子は大泣き。係りの女性は、検査後、ベビーカーを組み立てて「終わったよ。どうぞ、乗ってちょうだい」なんて声を掛けてくれたけど、息子は余計に泣くばかり。「噛み付かないよ。何で泣くの?」なんて言われても、無理もない。私も、上着と靴を脱がされ、指紋をとられたりして、すっかり滅入っていた。
どうにかアルゼンチンへ向かう飛行機の待合室に着いたときは、相当に疲れきっていた。まだ半分か・・先は長いな、アルゼンチンは遠いな。
「母を訪ねて三千里」の主人公は、たしかヨーロッパからアルゼンチンへの三千里だったから、日本からなら六千里の旅になるのだろうか。
一人で移動するだけもハードな長旅、息子を連れてどのような旅になるのか、まさに、やってみなければわからない。私自身かなり緊張しながらスタートした。
成田空港を夕方6時半過ぎにニューヨークに向けて旅立ったが、スタートは順調。成田のロビーでは、5歳のブラジルの男の子が息子の相手をしてくれた。子供同士、何か通じるところがあるのだろう。息子は時々大きな声をあげながら、男の子の怪獣の人形で嬉しそうに遊んでいた(写真)。男の子のお母さんが、別れ際に、怪獣の人形を一つプレゼントしてくれた。
機内は、予想通りに大変だった。息子の座席はなく、抱っこのままの12時間のフライトに、大人しくしているはずもなく、飽きてくると、のけぞったり騒いだり・・どうにか寝かしつけたと思うと、ヒドイ揺れで起きたり・・なんとか12時間を耐えた感じで、NYに着いた。
NYの乗り換えは、予想以上に困難だった。入国審査は、ものすごい列で、なかなか順番がまわってこない。それもそのはず、すべての外国人の指紋と顔写真を撮っている。検査官の質問に私が「アメリカに滞在するわけではない。ただの乗り継ぎです。アルゼンチンに行くための」と答えると「なんで、アルゼンチン?」「両親が住んでいるから」「なんで、ブラジルじゃないの?」・・の質問に、すっかり閉口する。心の中で「あなたに関係ないでしょ。早く通してよ。疲れているんだから」との気持ちを押し殺して笑顔で応答した。
入国審査の後は、乗り継ぎのための手荷物検査。1歳半の息子の上着や靴まで脱がされて、息子は大泣き。係りの女性は、検査後、ベビーカーを組み立てて「終わったよ。どうぞ、乗ってちょうだい」なんて声を掛けてくれたけど、息子は余計に泣くばかり。「噛み付かないよ。何で泣くの?」なんて言われても、無理もない。私も、上着と靴を脱がされ、指紋をとられたりして、すっかり滅入っていた。
どうにかアルゼンチンへ向かう飛行機の待合室に着いたときは、相当に疲れきっていた。まだ半分か・・先は長いな、アルゼンチンは遠いな。
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