ぼく、まろちん

ぼくの目から見た世界・・・

追想(3) ~ おしまい ~

2013年01月18日 | まろちん(KuriKuri Maron)
TICAのキャットショーに何度か出陳した『まろちん』は、
2011~2012年間の賞を戴いた。『まろちん』の生の証かな。

Award Party には、忙しくて私達は参加できなかったけど、
ピンクの大きなロゼットが、大切な思い出となりました。


アルバムに残しておきたい『まろん』の写真は、結構な枚数になってます。

そこで、このブログのタイトルである『ぼく、まろちん』は、
一旦ここまでとして、次回より新しいタイトルにて投稿します。

タイトルが変わっても、URLも同じだし、内容はこのまま継続します。

残りの『まろちん写真』は、適当な時期に、差し込み投稿とします。

『おら、新着ブログとしては登場しないだぞ!』

『こんなんなって、空から見てるだ!』
kuri-kuri-maron kurikku ↑

さ・よ・う・な・ら


このバナーも最期だで!

Scottish Fold


追想(2) ~ グダグダまろん ~

2013年01月11日 | まろちん(KuriKuri Maron)
半年分の写真を引っくり返し、涙しつつ、、、

『まろちん』の最期の記録(その1)を投稿します。


いつも、ぐでぐでしてるまろん。


『何か、文句あっか


『起きりゃぁ いいんやろ

『よっこらしょっ

カメラのアングル変えて ・ ・ ・ ちーこちゃん登場

遊ぼうか?


ちーこ『あー!』


まろちん『何や、もう終いか


まろちん『おっ! レオンの兄ちゃんやないか! どこ行くねん?』

後方から『レミ』ちゃん接近中。 後ろを向いてるのは『ちーこ』です。

『ふん おらには関係なか!』


『だから、何だっちゅーねん


『ほっといてや


『おっ


『それ、くりゃるのか


『だから、父ちゃんて、好きやねんぞ2012/4/15

と、言いつつも、その場を一歩も動かない『まろん』でした。

ホント、昼も夜も、よ~くもまぁ、長々と、グダグダ、グダグダしてましたぁ。

この一連の写真は、2012年の春に撮ったものですが、
遊ぶ時は、皆と一緒に はしゃぎ回り、普段は元気いっぱいで、
心臓が弱っているような素振りは、まったく見せませんでした。

もちろん、亡くなる前日も、ジャラシ遊びしてました。



ところで、TOPの写真、シチュエーションの違いはありますが、

抱っこしてギューって、好き好きして、、、
首の辺り(フリルのところ)を 私がフガフガした時の表情に、そっくりなんです。

ピンボケだけど、Click!で拡大しますので、見てやってください。 2012/10/20
☆他の写真もクリックで拡大します☆

私が、もっとも好きな表情をしたアングルのカットです。(似たような写真は、他には無いかも)


追想(1) ~ まろん、最期の1ヶ月 ~

2013年01月08日 | まろちん(KuriKuri Maron)
2012/11/04

『まろん』が亡くなる約1ヶ月前、キジトラの『ピッチ』が、にゃん部屋にやって来た。

この闖入者に対し、一番 気にしていたのは『まろん』でした。
『ピッチ』が行くところ、必ず『まろん』が近くで視ていました。

気になるけど、『何か怖い ・ ・ ・』

他のにゃん達は、『ピッチ』と遊び始めるのに、そんなに多くの時間は掛からなかった。

でも、『まろん』は、最期まで彼を受け入れることはなかった。

最も気になって、至近距離に居るのに、遊びたそうな仕草しているのに、
『ピッチ』が、それ以上に近づくと、『ウ~ウ~!』言って、逃げ出す。

『そのうち馴れるだろう!』と、思っていた。

ピッチの背後から近づいて、まん丸なカギ尻尾に鼻を付けて『クンクン!』もしていた。

でも、『ピッチ』が振り向くと、『ウ~!!!』と威嚇。。。

終いには、勢い良く『ピッチ』目がけて走って行き、癇癪を起こしたように、10cmほど手前の地面(カーペットだったりお布団だったり)を右手で『バシバシ! バシバシ!!』と、思いっ切り叩いて、走り去る。

精神的にも大きな負担になっていたのかも知れない。

でも、『まろん』も他のラグにゃんと同じ、健康な仲間だと思っていた。
先天的に心臓が弱いことを忘れていた。

それでも2週間もすると、『ピッチ』の近くで『まろん』が、お昼寝している姿が見られるようになった。

目が合うと『ウ~!』だの『シャ~!!!』だの、威嚇しているけど、、、

むかし、『まろん』は、『レオン』に対しても そうだった。

『アル』にも『ウ~ウ~シャ~シャ~』してた。

だから、そのうち馴れるね!! と、確信していた。

でも、本当に馴れる前に、『まろん』は、この世を去ってしまった。

Bye-bye

Scottish Fold


『ピッチ』が にゃん部屋にやって来て、間もない頃の『まろん』


この水色の小さなカドラーは、自宅事務所で『ピッチ』が専用にしていた物。

別に、キライな訳ではなさそう 。 。 。   2012/10/30



『ジー!』   2012/11/04


『何だ、あいつ!』って 顔だけど 。 。 。

優しい目で『ピッチ』を視ていた。


時たま、宙空を 遠い目で見ていた。


夜、私達が寝る時、にゃん部屋に『ピッチ』を入れておくことは、初日で懲りた。

寝る時は、お布団にもぐって甘えちょるくせに、、、

『ピッチ』は、夜中に「超ウルサイ」ことが判明したから。

トイレの砂を、思いっ切りの力で『ザッ!ザッ!』と、何度も何度も、しつこく掻き掻きしている。

また、就寝直後と明け方、私達の枕元を飛んだり跳ねたり走り回っている。

それも、『うみゃ~うみゃ~!』と奇声を張り上げて!

壁や扉にジャンプしてタックルして!と、大はしゃぎ!!!

たまったものでは無い!

そんな訳で、ピッチが居なくなった にゃん部屋で私達と一緒に寝るのは、元通りの『まろん』と『ちーこ』に決まった。


(参考 2012/02/24)

以前は、寝初めと明け方だけしか、枕元に来なかった『まろん』だったが、

『ピッチ』以後は、私の枕に体を乗せ、肩に頭を休めて、『まろん』が、一晩中、一緒に寝るようになった。

(参考 2012/01/29)

眠りにつく前の『お休み~』と、明け方の『起きてぇ!』の『べろん!べろん!』は、相変わらず。

以前は、枕元に来ない日も良くあったけど、『ピッチ』以後は、毎日毎日、べったり。

昼間は、私のお布団で、こんな感じで寝ていました。

2012/11/09
(『ピッチ』以後、にゃん部屋で大の字になって寝ている姿を写した唯一の写真。
カメラ用意している間に、手足を縮めてしまいました。 目、覚ましちゃった。)

亡くなる前の日も、昼頃から暗くなるまで、お腹を見せて、パパの布団で寝ていました。


もっと、いっぱい写真を撮っておけば良かった ・ ・ ・

平日は、毎日毎日、介護のお仕事に、朝と夜は、父の介護。。。

週末は、キャットショーが忙しくて、、、

『まろん』の新しい写真は、もう無いと思っていた。

探してみたら、と言うか、たまたま発見した。

別のカメラに収まっていたのです。



亡くなる前日の ・ ・ ・ 最期の『まろちん』   2012/11/27

(Click!で、大きな写真に / このページの写真のほとんどが拡大OK)


亡くなった『まろん』の体は、硬くなる前に 最期まで大好きで、いつも昼寝していたピンクのカドラーに横たえ、大好きだった黄色のジャラシ(一番単純なヤツね)を抱かせた。


(参考 : 大好きだったピンクの王冠カドラー  2011/12/04)

冬場だから要らないかも知れないけど、一応、体の下には、食品保存用の冷凍パックを敷き並べた。

仕事を終えてから、近くのペット専用のお寺に連絡。
http://www.tokyo-petreido.com/

翌朝、葬儀を執り行ってもらい、その後に荼毘(ダビ)に付していただいた。

夕方、お骨を取りに行って来ました。


初七日の法要

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このブログは、我が家のアルバムも兼ねているので、まだ載せ切れていない『まろちん』の写真を しばらく投稿します。

その後、【 ぼく、まろちん 】は改名して、残った7頭のブログとして続けます。



報告

2012年11月30日 | まろちん(KuriKuri Maron)
朝、食事を済ませたマロンは、ドーム型のトイレに入って
「ザッザッ」とチップを掻きながら「おしっこ」 ・ ・ ・
一度、トイレから飛び出したと思ったら、数秒後に、
またトイレに飛び込んで、今度は「うんち」 ・ ・ ・
これは、いつもの光景に見えたし、普通に思えた。

スッキリした顔したマロンは『台所に入れちょくれー!』と、
クリクリのお目目で、おねだり。

台所には、マロンお気に入りのピンク色の王冠「カドラー」が置いてある。
おトイレは置いていない。

安心して、昼まで寝ているつもりのようだ。
おねだり直前に、トイレ済ませるなんて、『スゴイねぇ!!』
と、褒めながら、扉を開けて、マロン一人だけを台所にエスコート。

勝手口の土間寄りのところで、お決まりの「寝っころゴロゴロ甘えん坊さん」
『グルグルグルグルグル』とノドを鳴らして、
しばしの恍惚。 。 。
突然起き上がって、キッチンの真ん中まで移動して、またも「ごろりんごろりん」
数秒で起き上がり、走って、やや高くなった所に置いてある「カドラー」に、
『エイっ!』と、飛び込んだマロン。

円形カドラーの中をクルクル回って位置決めしてから、身体を丸く収める。

ん~、いつもの光景。

妻が、それでは寒かろうと、毛布代わりの綿のキルティングシートを上に掛けた。

その中にもぐる様に、落ち着くマロン。

そのまま時間が過ぎる。

これも、最近では当たり前の行動。

マロンは、いつもこのまま台所で寝ています。


妻と私は、介護のお仕事に。


時が過ぎ


にゃんこ達が暮らす実家の父のところに、昼食の調理~食事介助に来る
ベテランのヘルパーさんを私が尋ねたのは、11時少し前だったろうか。

ヘルパーさんが訪問する前に、にゃんこ達のケア(水やりとトイレの管理)を
する私。。。ところが、父の排泄ケアが先になってしまい、にゃんこは後回し。

人のトイレに掛かりっきりになっている最中に、ヘルパーさん来訪。

ヘルパーさんには食事の準備についてもらうため、一緒に台所へ。。。

この時、マロンは朝のままの姿で眠っていた。
大好きな「ピンクの王冠カドラー」に入ったまま、
スッポリと、キルティングシートに隠れてる状態。

『ホントに、ここが好きなんだねぇ。いっつも居るものね。』
と、ヘルパーさん。
『あとで、私が帰る前に起こしておくね。』

その場は、ヘルパーさんに任して、私は父のトイレ介助。
その後、にゃん達のトイレをキレイにして、水を交換して 。 。 。
気が付けば、もうすぐ12時になろうとしている。

事業所に居る妻に電話して、父の状態の報告と、昼食場所の打ち合わせ。

『旦那さん、居るぅ~!!!』とヘルパーさんの叫び声。

『猫ちゃんが、変よ~!!! 動かないわよ~!!!!』

あわてて、台所に行ってみると、、、、そこには、

クリクリのお目目を開けて、こちらを見て寝ている「まろちん」

大好きなカドラーの中で、普通に横になっている「まろちん」

『マロン!?』と声を掛けながら身体を触ってみた。

『・・・・』

動かない!

マロンが動かない!

頭を持ち上げてみた。。。

目を開いたまま、動かない!

今度は身体を両手で持ち上げた。

「ダラン・・・」とするマロン

指で鼻を押さえ、私は人口呼吸!

マロンの口角から息が漏れる ・ ・ ・

切り上がったマロンの口を全部覆うように、
思いっきり深く口をあてがい、

息を吹き込む。

3回吹き込んで、心臓マッサージ。

まだ温かいマロンの身体。

5分ほど続けたろうか、、、

妻に電話。

『マロンが死んじゃった!!!!!!!』
『何でもいいから、早く帰って来て!!』

場所を布団の上に移して、再び人工呼吸開始。

妻が帰って来ても、しばらく続けた。

30分ほどだろうか、、、

『もう、ダメだ!』と悟った、諦めた。

同時に、『パパぁ、もういいよ!』と、マロンの声が聴こえた。






静かに静かに、マロンは息を引き取ったのだと思います。

乱れた様子は、まったく無く、カドラーに横になったままの姿で、
マロンは、逝きました。

突然のできごと。。。

3歳と1ヶ月

先天性の心疾患。

ドクターに、『永くは生きられない』と、言われていた。

ペットショップに返すようにも言われたけど、

ペットショップでは「殺処分」と宣告された小さな命、「マロン」

一日でも永く、1ヶ月でも半年でも良いから、少しでも生きていて欲しい。

そんな思いが通じたのだろうか、、、

これでも、予想を超えて長生きしたのだと思いたい。

いつしか、普通に健康な他の猫達と一緒に考えていた。

もっともっと、大事にしていたら。。。と、後悔も有る。




『もうすぐ お別れ』

Scottish Fold

悲しいこと ・ ・ ・

2012年11月28日 | まろちん(KuriKuri Maron)
2012年11月28日正午
『まろちん』が、逝きました。。。

『今まで、ありがとう』

Scottish Fold