NHK「こころの遺伝子」を観た。
今週はピアニストの辻井伸行さんと、彼が6歳から12年間師事した
川上昌裕氏が出演。
昨年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した際、
在学する上野学園大学での恩師、横山幸雄氏へのインタビューが
多く流れたため、川上先生の存在はそれほどクローズアップされ
なかったような気がする。
ちなみに横山氏は、ブーニンが大きな話題を集めて優勝した1985年
ショパン国際ピアノコンクールの次の1990年大会にて、優勝時の
ブーニンと同じ19歳で、1位なしの3位に輝いた時の姿が印象深い。
当時の彼は、若さゆえのとんがったオーラ全開で、その後何年も
経てから聴いたコンサートでの語り口調が随分柔らかくなっており、
「彼も大人になったな‥」なんて(笑)感慨深い思いがしたものだ。
話は逸れたが、川上先生、純朴な雰囲気の方だな~と思っていたら
北海道人だったのね!それも旭川。
旭川出身と言えば、最近話題の玉置浩二にクマテツこと熊川哲也、
「キャンディキャンディ」作者のいがらしゆみこ、作家では井上靖と
三浦綾子さん、etc。
三浦さんは別として、結構ユニークな人材が目に付くのは気のせい
だろうか‥って近頃のハイテンションな玉置浩二が目立つだけかも
しれないが。
そういや、昔、売れ始めの安全地帯のライヴに行ったことがあったなぁ。
北海道の中都市で、会場はボロっちいホール。
「こーゆー会場、ボク好きですよ」なんて、まだフツーだった頃?の
玉置氏がフォローしてたっけ‥。
そんで、川上昌裕先生(脱線失礼‥)。番組中、辻井さんの一言一言を
聞くたび涙が溢れてくるようで、しょっちゅう目をパチパチさせながら
話に聞き入ってる。12年間の様々な思いがよみがえってくるのだろう。
番組のラストで、二人で悩みながら取り組んだショパンのマズルカを
辻井さんが演奏するシーンでも、成長した教え子の堂々たる姿と音色に
こみ上げてくるものがあったようだ。
演奏とともに、そんな先生の姿を見て、こちらも心を打たれた。
辻井さんを育てた川上先生の豊かな感性と情の深さ、そして飾らない
人柄と純粋さ、それらは大雪山系に囲まれた大自然の賜物かなと思った。
今週はピアニストの辻井伸行さんと、彼が6歳から12年間師事した
川上昌裕氏が出演。
昨年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した際、
在学する上野学園大学での恩師、横山幸雄氏へのインタビューが
多く流れたため、川上先生の存在はそれほどクローズアップされ
なかったような気がする。
ちなみに横山氏は、ブーニンが大きな話題を集めて優勝した1985年
ショパン国際ピアノコンクールの次の1990年大会にて、優勝時の
ブーニンと同じ19歳で、1位なしの3位に輝いた時の姿が印象深い。
当時の彼は、若さゆえのとんがったオーラ全開で、その後何年も
経てから聴いたコンサートでの語り口調が随分柔らかくなっており、
「彼も大人になったな‥」なんて(笑)感慨深い思いがしたものだ。
話は逸れたが、川上先生、純朴な雰囲気の方だな~と思っていたら
北海道人だったのね!それも旭川。
旭川出身と言えば、最近話題の玉置浩二にクマテツこと熊川哲也、
「キャンディキャンディ」作者のいがらしゆみこ、作家では井上靖と
三浦綾子さん、etc。
三浦さんは別として、結構ユニークな人材が目に付くのは気のせい
だろうか‥って近頃のハイテンションな玉置浩二が目立つだけかも
しれないが。
そういや、昔、売れ始めの安全地帯のライヴに行ったことがあったなぁ。
北海道の中都市で、会場はボロっちいホール。
「こーゆー会場、ボク好きですよ」なんて、まだフツーだった頃?の
玉置氏がフォローしてたっけ‥。
そんで、川上昌裕先生(脱線失礼‥)。番組中、辻井さんの一言一言を
聞くたび涙が溢れてくるようで、しょっちゅう目をパチパチさせながら
話に聞き入ってる。12年間の様々な思いがよみがえってくるのだろう。
番組のラストで、二人で悩みながら取り組んだショパンのマズルカを
辻井さんが演奏するシーンでも、成長した教え子の堂々たる姿と音色に
こみ上げてくるものがあったようだ。
演奏とともに、そんな先生の姿を見て、こちらも心を打たれた。
辻井さんを育てた川上先生の豊かな感性と情の深さ、そして飾らない
人柄と純粋さ、それらは大雪山系に囲まれた大自然の賜物かなと思った。