今年の7月、初めてカナダを訪れた。往復利用したのはJALのバンクーバー線。
いつも乗るJAL香港線機内では、日本語・英語・広東語の三ヶ国語によるアナウンスが
当然の如く行われているが、なんと、バンクーバー行きでも突然、広東語が聞こえてきた
ので驚いた。
1997年の香港返還の際、多数の香港人が、イギリスや英連邦の他の国に移住していったことは
当時、かなり報道されていたし、バンクーバーにも相当数の移住者がいるとは聞いていた。
しかし、日本の航空会社でいまだに広東語アナウンスが行われるほどとは想像していなかった。
他の乗客も不思議に思ったようで、CAに「中国語アナウンスもあるんですね?」と聞いている
場面も見かけた。
私も好奇心に駆られ、CAに「広東語のアナウンスに驚いたのですが、この線は香港人の利用が
多いのですか?そして、それはやはり返還の時期からですか?」と聞いてみたところ、やはり
その時期から、それなりの数の香港人の利用があるという。
ただし、ひと頃よりは乗客数も減っており、広東語を母国語とする乗客が全くいない場合は
日本語・英語のみだとのこと。
バンクーバーに到着してからは、あちらこちらで広東語を耳にした。
チャイナタウン近郊の公園で、のんびりベンチに座って雑談するオジサン同士、マーケットや
各種店舗が立ち並ぶグランビル・アイランドで買い物に興じる熟年の人たち、いずれも会話は
広東語だが、バンクーバーではそれが妙に馴染んでいる。
チャイナタウンの一角
超近代的な顔と、伝統的な中国文化の両面を合わせ持つ魅力的で特別なマチ、香港から
生活拠点を移すのは、さぞ思い切りが必要だったと想像するが、バンクーバーなら太平洋に
面していて、心理的に香港と、さほど距離感を感じなくても済むのではないだろうか。
チャイナタウンの漢方薬&鍼灸院
また、北アメリカでありながら、適度に東洋人が多いバンクーバーは、日本人の私でも気軽な
気分で歩きやすく、恐らく、そんなところが香港人にとっても快適で、また気候や生活環境も
良いため、暮らしやすいのではないかと感じた次第であった。
いつも乗るJAL香港線機内では、日本語・英語・広東語の三ヶ国語によるアナウンスが
当然の如く行われているが、なんと、バンクーバー行きでも突然、広東語が聞こえてきた
ので驚いた。
1997年の香港返還の際、多数の香港人が、イギリスや英連邦の他の国に移住していったことは
当時、かなり報道されていたし、バンクーバーにも相当数の移住者がいるとは聞いていた。
しかし、日本の航空会社でいまだに広東語アナウンスが行われるほどとは想像していなかった。
他の乗客も不思議に思ったようで、CAに「中国語アナウンスもあるんですね?」と聞いている
場面も見かけた。
私も好奇心に駆られ、CAに「広東語のアナウンスに驚いたのですが、この線は香港人の利用が
多いのですか?そして、それはやはり返還の時期からですか?」と聞いてみたところ、やはり
その時期から、それなりの数の香港人の利用があるという。
ただし、ひと頃よりは乗客数も減っており、広東語を母国語とする乗客が全くいない場合は
日本語・英語のみだとのこと。
バンクーバーに到着してからは、あちらこちらで広東語を耳にした。
チャイナタウン近郊の公園で、のんびりベンチに座って雑談するオジサン同士、マーケットや
各種店舗が立ち並ぶグランビル・アイランドで買い物に興じる熟年の人たち、いずれも会話は
広東語だが、バンクーバーではそれが妙に馴染んでいる。
チャイナタウンの一角
超近代的な顔と、伝統的な中国文化の両面を合わせ持つ魅力的で特別なマチ、香港から
生活拠点を移すのは、さぞ思い切りが必要だったと想像するが、バンクーバーなら太平洋に
面していて、心理的に香港と、さほど距離感を感じなくても済むのではないだろうか。
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また、北アメリカでありながら、適度に東洋人が多いバンクーバーは、日本人の私でも気軽な
気分で歩きやすく、恐らく、そんなところが香港人にとっても快適で、また気候や生活環境も
良いため、暮らしやすいのではないかと感じた次第であった。