ピッチとふうとみけ+Choco.

犬のしあわせ、ヒトの幸せ@杉並定例座学&横浜定例座学 ~20150429/0501~

ずっとため込んでいた記事をやっとまとめました。

今年はGW中に2講座定例座学に参加しました。


今回の座学からの教科書


犬を迎える時、私たちは「この子を幸せにしてあげよう!」「この子の幸せはわたしの幸せ♪」…とか、多少の不安や心配をはねのけるくらいの
気持ちで満ち溢れていたと思います。
我が家でピッチや風を迎えた時にも、Choco.を引き取ると決心した時もそうでした。
不安や心配の第一は、我が家が「ペット飼育不可だが、黙認状態」というはっきりとしない状態であったことでしょうか。
ねこは完全に室内で飼っていれば、特に隣近所からの苦情は大丈夫と思っていました。
ペット会に入っていたので、団地の中で犬を飼っている知り合いもいました。
時々は、マナーがどうの…という話も聞こえてきましたが、自分が飼うことになったChoco.は私がしっかりしているし、
犬のことをよく知っている友だちもいるから大丈夫!って変な自信すら持っていたものです。

ただ、Choco.は我が家に来たその日から家では吠えなくなったとはいえ、その前は一日中吠えていたという苦情があった子だったし、
犬にはしつけが大切で、おりこうさんにして近所から後ろ指を指されないようにしないといけない。とは最初から釘をさされていました。
そうなってくると、「しつけ」ということを考えるようになりますよね。
ところが「犬のしつけ」がわかりません。
つまり、初めの一歩が犬がどうということより、「ヒトの都合」ということですものね。
「吠えちゃいけない」「咬んじゃいけない」「飛びついちゃいけない」
犬がすることなすこと「やっちゃいけない」ことばかりになり、私はなんとかしなきゃと躍起になりました。
…となると「犬が○○しなかった」ママがしてほしくないことをしなかったから⇒「いいこね♪」
こういう感覚です。どこかいびつな「ほめる」です。
してほしくないことはわかるのに、Choco.を心からほめる、そこがわからないんです。
そう、トレーニング中トレーナーから「そこでほめなきゃ!」と言われてもピンとこない…そんな感じです。
これが犬がどういう感情を持っていて、どういう能力を持っていて、どういう成長をするのか…を知らない飼い主の現状だと思うのです。

私はChoco.が7歳になるまで試行錯誤しながら探っても探ってもつかめないもどかしさを感じながらトレーニングをしてきました。
方法を教わるだけで、こういう場合はこうする。さも成功するように言われるのにできないし、
できるのとできないのと何が違うのかもわからない。その繰り返しでした。

チャーリーママさんに出会って、散トレに出たものの最初のうちは私が思っていたことをことごとくひっくり返される
ママさんの言葉やブログの発信に頭の中の整理がつかない状態でした。どこに真意があるんだろうか?考えても考えてもわかりませんでした。
「名前を呼んでおやつ」だって本当の意味を理解したのはずいぶんたってからだったし、もちろんリードワークだってそうです。
それでも今までのトレーニングとは何かが違う!…そこだけを頼りにやっていました。

犬のしあわせは、「飼い主の言うことをきくおりこうさんな犬」ではない。
これが納得できたのも座学に出るようになってからでした。
しみついた今までのトレーニングをはがしていくのは容易ではなかったです。
…とはいえ、すべてが間違っていたというわけではありません。ここは誤解のないように言っておきます。
でも、飼い主が変われば上書きもできるものなんだなぁということも確信できました。


犬は多少の不自由さの中ではあっても、犬本来の気質や能力をなるべくゆがめられずにいられたら、大好きって思える飼い主さんといられたら、
そして、同種の犬といろいろな形の交流ができたら、いろんな楽しい刺激を感じられたら、リラックスできたら…そこそこ幸せなんじゃないかなぁ。
犬のことを学ぶことで「あなたのことはわかっているからね。」と自信をもって言えて、犬から「わたしも」「わかってくれてうれしいよ」って言われたら
それはヒトにとって幸せなんじゃないかなぁ。
毎回散トレの場でChoco.の様子をみていると、時に吠えるときがあっても、「楽しいんだろうなぁ」「リラックスできているんだろうなぁ」…が
伝わってきます。それも私たちにとってしあわせですよね。



チャーリーママさんが撮ったかけあい漫才中のわたしたち(^_^;)


もうひとつ、
「やりたい!」が強すぎるんだよね~。もうちょっと「EASY」の感覚が身につくといいんだけど…。
こちらは、「Choco.の尻に敷かれている私」をなんとかしなきゃなのだ(^_^;)

私はこれからも学びたいし、たとえChoco.がもっと年を取って今のように歩けなくなったとしても、ずっと散トレには連れて行ってあげよう

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