香ばしい町並みブログ ~昭和レトロな町並み~

当ブログでは日本各地にある「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物をご紹介していきます

【岩手県・盛岡市】盛岡バスセンター、最後の夏

2017年02月05日 19時49分26秒 | 東北
(2016年6月撮影)
 盛岡バスセンターは昨年9月いっぱいで閉鎖、現在は建物も解体され更地ととなっております。

 盛岡バスセンターが無くなってしまう、ということで、売店がやっている平日の日中に再訪いたしました(以下の外観写真3枚のみ、
2016年3月撮影)



 昭和35年(1960)以来、見守り続けてきた、いや、数多くの乗客から見守らててきた独特の意匠のログも、
いまはもう、追憶の中だけでしか見る事が出来なくなってしまいました。

 高度経済成長期を経て、モータリゼーションの発達や少子化、過疎化によるバス乗客の減少、バブル期の再開発、
東日本大震災と56年間にわたり幾多の荒波を越えてきたバスセンターでありましたが、ついに命脈が尽きるときが来てしまいました。



 ギザギザの意匠の階段、黄色い昭和後期テイストなドアー。年代物のクッションの効いたベンチ。
これらの光景も今はもう見られません


 最盛期には、2階には食堂などもあったという。


 お手洗いのロゴも独特で昭和。



 さっそく、バスセンター内部へ。夜と打って変わって乗客の数も多いですが、ほとんどは高齢の方が多い。


 物販コーナーはフジワラ売店の経営ですが、こちらはなんと一足早く6月末で閉店するとのことで、
ちょうど閉店の4日間に偶然訪れることが出来ました。 
 もう一週間後でしたら、これらのカンバンもシャッターの中に閉ざされていたわけであります。


 いまは無くなってしまったメーカーのカンバンも奇跡的に綺麗な状態で残っていました。







 「みなさまのフジワラ売店」というフレーズと、オリジナルのロゴがとてもいい。トートバックのデザインでほしいです(笑)




 時計屋さんはバスセンターの閉鎖とともに閉店したそうです。


 近所にありました盛岡リンゴの専門店も営業していました


 次回、東京から近くて遠い街、足尾を探訪します。
足尾は東京からもかなり行きにくい場所なのですが、想像以上に香ばしすぎて、お宝物件のホーコでした。







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2 コメント

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Unknown (hiro)
2017-02-17 00:35:58
看板だけでも是非譲って頂きたいですね!
あちこちで、どんどん昭和の灯が消えていき寂しいです。
更地には、マンション等が出来るのでしょうか?
返信する
Unknown (管理人)
2017-02-28 22:28:23
看板はたぶんバスセンター開所以来ずっと
そのままだったんでしょうが、とてもいい状態で
無くすのは惜しいですね。
 跡地は再開発は未定のようですが、
昨今の情勢からしますとマンションになるのでしょうか。
 ここ最近、訪れた先が片っ端からなくなってしまうので
なんとも言えない気分であります。
返信する

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