香ばしい町並みブログ ~昭和レトロな町並み~

当ブログでは日本各地にある「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物をご紹介していきます

【和歌山・御坊市】御坊の木造な町並み2012

2012年02月27日 23時50分10秒 | 和歌山県(湯浅・有田・紀南地方)
湯浅からも程近い御坊市にやってまいりました。
鉄道ファンなら、日本有数のミニ私鉄「紀州鉄道」が走ってる街でおなじみかと思いますが。

 JR御坊駅は市街地から数キロ離れた場所にあり、JR紀勢本線と御坊の中心地を結ぶために1931年に開業したのであります。
紀州鉄道の終点、西御坊駅にて。
 

駅には裏出口もありますが、頭がつかえそう。。。。


裏手の全景であります。真ん中のアルミドアのある茶色い小屋の右が先ほどの出口ですが、看板も何も何ございません!
すごい駅です(笑)


 西御坊から先にも、1989年に廃止になった西御坊~日高川駅(廃止)の線路がそのまま残っていました。


こちらは西御坊駅の正面。ここから御坊市の中心部の散策を開始いたします。


 西御坊駅の正面を出て、東側にある松原通り商店街のアーチ。
かつてはかなりな商店街であったと思いますが、現在は苦戦気味のようです。
 商店街を御坊市役所方面へ北上してみます。


西御坊駅の北側で見かけた雑貨屋さん。




色あせてしまった元中華料理店。


 お向かいには看板建築風味な履物屋さんも。


さらに進みますと、これまた年代モノな理髪店跡も。「床」という表記がかなり古風ですね。




このあたりはまさに「眠そうな街」の光景。木造家屋とあいまって、時間がゆるやかに流れておりました。


何かの公会堂か集会場でしょうか。右上の軒下にあるラッパ型スピーカーもいい味。しかし見事な木造建築であります。いつごろのだろ?


 御坊市椿付近にて。木造の商店が立ち並ぶ一角。


御坊小学校の東側の本町1-2丁目界隈の商店街を北上。紀伊御坊駅へつながる商店街です。
30台以上の和歌山県人ならご存知の「チャームリラ」youtubeでも当時のCMが見られますが、連呼するチャームリラの
フレーズは今も鮮明に覚えています。お店はここだったのか!


この商店街も所々古い建物が残っております。大正期と思われる木造家屋が多いのが特徴。

 
 文房具店。コクヨのロゴがかなり昭和ですね。


ハイオクなガソスタ跡。ゼネラルの表記も今や懐かしい。


 本町の商店街から一歩入ったところにあります紀州鉄道の「紀伊御坊駅」紀州鉄道の中心的な駅で、
駅員が常駐しており、車庫もあります。建物は1978年に記念切符が2000万円売れたことから新築したものだそうです。


 駅の中は近代的な外観とは対照的に「昭和」でした。券売機は無く、切符は窓口での発売。
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4 コメント

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記憶にない故郷 (横浜からです)
2016-09-24 15:06:42
大阪から戦時中 当地に疎開したと子供の頃よく聞かされ ていました。何だか懐かしく身につまされる景色です。

戦死した父の故郷人吉と大変よく似た町の様子を見させていただきました。こんな町だったのですね。
記憶にない聞いていただけなのに御坊は懐かしく、とっくに亡くなった祖母や母といた町、この御坊の町に一度帰ってみようと思いました。 有難う。
Unknown (管理人)
2016-09-25 17:43:29
懐かしく感じて頂き大変嬉しく思います。
御坊や湯浅は昔ながらの町並みがいまも
色濃くのこっていて、いつ訪れても懐かしい空気が流れています。
 東京方面からですと、新大阪から特急くろしおで一本で行けますので是非どうぞ。
心安まる故郷を得ました (横浜からです)
2016-09-26 12:39:28
ご返事いただき大変嬉しく、湯浅町もシリーズ拝見させていただきました。 御坊、湯浅町何度も何度も・・・。

敗戦後混乱した世相と生活苦の母子家庭、九州の彼の地では口に出せない恥ずかしい母の記憶があります。
既にあの当時の母をを知る世代の方達もほとんど世を過ぎていらっしゃると思いますが、どうしても彼の地には足が遠のいて今だ行けません。
何事ももなかった、生活は大変だったでしょうが御坊湯浅の町こは何も気にせず、周りの目を気にせず歩き回れる心の故郷、気の許せる故郷を感じました。

おかげ様で心安らぐ故郷を得ました。有難うございました。 (七十二歳)
Unknown (管理人)
2016-10-03 22:15:48
大変に丁寧なコメントありがとうございます。
また、稚拙な写真ながら故郷を感じて頂けたとの事、
とても嬉しく思います。ありがとうございます。

 街並みはできるだけ、ふつうに歩き回った目線を
心掛けています。
 あまり構えず、ブログを見て下さった方も
その街に一緒に降り立って歩いている気分になれるように、気になった個所を撮り歩いております。
 有田地方は私も大好きな土地で、東京からは
遠いのですが数年に1度は訪れております。
 東京もどこも変化が激しいのですが、有田地方は
いついっても変わらず、ほっと和む光景に惹き続け
られております。

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