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沼田靖子のアフリカ日記

アフリカのエリトリアという国に一ヶ月滞在!みたもの、出会った人、感じたことを紹介します!

Teseneyにて思ふ

2005-11-03 19:13:39 | teseney

テセネーから南の街で見かけた女性達はとてもオシャレでした。あんなに暑いのに布をまとって身なりを美しくして、えらい!と私はほめたいです。アスマラでは白いネゼーラ(頭に巻く布)が多いのですが、ここは黄色や紫などきれいな色を多く見かけました。鼻にピアスをしているのはスホ族だそうです。エリトリアには9つの民族がいるんですよ。


住まいは丸い家に枝葺きの三角屋根が多いです。枝の囲いがあって、主食インジェラを焼くコンロや家畜の家などが並んであります。やぎも鶏も家族状態です。
家に入ると涼しくてびっくり!土の壁って熱を通さないんですね。食器棚の中に、家とちょっと不似合い?と思ってしまうくらい立派なコーヒーカップがひと揃え。きっとコーヒーセレモニー用ですね。
女性は控えめな印象です。食堂など外で食べている人も見かけませんでした。とにかく元気なのはこども達!好奇心いっぱいでみんな握手しに来ます。

暑いとか砂だらけとか私は色んなことを不便だと思うけれど、もしここに生まれていて他を知らなかったら、きっとツライとは思わないでしょう。人はどこに生まれてくるかで感じることが違うと、当たり前のことですが、実感しました。誰も暑いと言っていないし、あおいでいる人もいないし、みんな元気で…私はガブガブ飲み物ばかり飲んで思考能力も落ちて、ただ呼吸している感じで…。毎日分刻みで仕事をし、人に会っていた東京での生活とはあまりに違い、何だか全てを忘れてしまいそうでした笑。人生何が大切かはきっとどこで生活するかで違う…できれば私は東京でまた仕事がしたいなぁ…と遠い世界で思いました。

命を救う蚊帳

2005-11-02 22:19:27 | teseney
既にお伝えしたように、テセネーではマラリア予防のため、蚊帳に入って眠ります。テセネーで初日泊まったホテルのベッドがこちら!(左)

最初は「天蓋みたーい」とはしゃいだ私でしたが、電気が消えてシーンとなって、プゥ~~ンと蚊の飛ぶ音が聞こえてこようものなら、緊張体制!
私ってこんな神経質だったー?と思いつつ、布団から蚊帳がはずれていないか懐中電灯で確認!日本から持ってきた「蚊に効くカトリス」を足元に置き、いつもよりずーっと寝相よく(たぶん)、うだるような暑さに何度も目を覚ましながら、長い夜とたたかったのでした。外で寝る人も多いのですが、外のベッドにも勿論、蚊帳が張ってあります!


今、日本で開発された蚊帳がアフリカ全体で使われているのをご存じですか?住友化学が開発したもので、ネットに防虫剤がねりこまれているそうです。虫は入ってこれないし、比較的編み目が大きく圧迫感が少ないそうです。しかも効果は5年有効なんですって。私が使った一般の蚊帳には、かなり閉塞感がありましたから、安心できて寝心地が良いのは理想です,

平成15年に小泉首相から「アフリカに100万帳の蚊帳を供与します」と宣言がありました。エリトリアもその後手続きをふみ、ユニセフやJICAの支援をえて、この蚊帳を去年およそ2万5千帳、保健省を通じて配布しています。又、これからおよそ2万8千帳が来年に向けて配布される予定になっているとか。年間20万帳配布されている一部ではありますが、日本の蚊帳がんばれ!命を守れ~!と嬉しく思いました。

Teseney飼料にゴマ!?

2005-11-02 19:12:14 | teseney
卵を順調に産む鶏を増やし、卵を売って何とか働いている人達の収入につなげたい!飼料を改善していけないか、農業省の専門家や獣医さんなどあちこち訪ねました。

この辺りはゴマが特産、収穫済みの大きな畑が目につきます。
ゴマ油を取った後に残るゴマの殻(sesami cake写真右上)が飼料に使われることもあるそうです。これなら鶏の健康にも良さそうですし、地元の特産を有効活用できそう…見学にでかけました。


ゴマ油を生産するのに、なんとラクダが大活躍していました!
中央にある臼の役割の木樽にゴマを入れ、ラクダがごろごろ周りを歩いて挽きます。中央のおじさんができた油を布に湿らせ、別の缶にしぼって移す、手作業です。こうして絞った後、ゴマの殻が残ります。

他にも、肉牛の骨を飼料に混ぜて使うことができるのではないかと聞き、場に行き獣医さんから話を伺いました。「本来なら捨てているので良い利用ができるなら協力する」とのことで、これから色々考えていけそうです。


…それにしても、できたてゴマ油のおいしそうだったこと!パンにつけて食べたら、日本のごま油より野菜の味がして風味があって自然を感じました。
らくだは目隠しされていてちょっと可哀想な気もしましたが、後でモグモグ大量に草を食べてのんびり休憩している様子をみたら、仕事上のパートナーなんだ!と見方が変わりました(笑)

NGOのJENに同行!

2005-11-02 00:25:49 | teseney

今回私が同行させて頂いたJEN(Japan Emergency NGO)は、既に活動していた幾つかのNGOが集まって2000年に結成、戦地や災害の被災地、例えばバグダッドやヨルダン、パキスタンなどに援助の力を送っています。物資だけでなく、心のケアも含めて活動をしたいというのがモットー。日本でも新潟地震後、一般のボランティア希望者の調整なども担当、今も人々の生活の助けとなる活動を続けています。

エリトリアとエチオピアは30年にわたる戦争後も国境紛争があり、多くのエリトリア難民はスーダンへ移りました。難民が再び国へ戻ってくる際、その人達を帰還民と呼びますが、停戦状態になったことで、スーダンに近いテセネー周辺にたくさんのエリトリア帰還民が住むようになりました。およそ9割の人が農業に携わっていますが、食料不足の状態が続いています。
テセネーまでは車で7時間以上、一日がかりの移動でした

途中寄った食堂で、ハエが多くてラムのスープがなかなか口に進まなかったり、男性が皆、刀のような木の棒を持っていてこわく思ったり(実際は荷物を下げて肩にしょったり、ロバのヒモをひょいと取るのにつかっていたり用途様々)色々ありましたが、なんと言っても一番の感想は…アフリカは広大だ!途中の景色、山々、まっすぐな道、…なんて世界は広いんだー!と感じました。

JENは2つの街で、地元から要望のあった養鶏の産業を2年前から支援しています。ゼロからのスタートだったそうです。
現在は鶏舎が建てられ、エジプトから輸入した鶏など800~900羽ほどが飼育されています。卵を順調に産んでいるかどうか、状態を見に行きました。
この支援の対象は、女性世帯。鶏のエサやり、卵の管理など女性達が組合を作り頑張っています。文字を書ける人が、卵の数や死んでしまった鶏の数を表にまとめていました。
厳しい暑さ、卵をたくさん産んでくれる鶏ばかりではありません。原因を推測して改善しなければいけない状態でした。

JENの村崎由紀子さんはアスマラに一人駐在し2~3週間に一度テセネーに向かいます。28歳という若さで全てをきりもり、エリトリア男性スタッフのまとめ役でもあります。…と言ってもまだ担当になってひと月。今回2度目のテセネーで、本人も「まだ手探りで頑張ってる」状態だとか。きちんと約束して会う習慣があまりないので同じ人に5回くらい会いに出かけたり、ティグリニャ語とアラビア語と英語が入り交じって話を進めていくので、誰が何を話しているのか、私には会話の方向すら見えず…。冷静な英語でばりばり話を進める彼女の姿に感心するばかり。私が役に立てたことと言ったら、オフロードの長距離ドライブ中、みんなにクラッカーを勧めることくらいでした。

Teseneyから戻りました!

2005-10-29 18:51:50 | teseney
皆さん、ただいまです!アスマラから車で7時間かけてテセネーに4日行っていました。国連からの情報で、私の行っていたガシュバラ地域の危険が高まっているということで一日早く帰ってきました。エチオピアとの関係が緊張状態にあるようです。


テセネーはすっごい場所でした!想像していたよりずーっとずーっと暑かった。日中は顔も体も汗だらけ。首にタオルを巻き、こまめに汗をふいていましたが、おでこにアセモができました。冷房はどこにもない。砂埃がすごい。。私は二回、鼻血を出しました。
一日に2度停電があります。「あ!停電」という停電ではなく、日中4~6時、夜11~翌朝9時までは毎日電気が使えなくなります。その時間は冷蔵庫も電話も使えません。というより電話はほとんどありません。夜はまーっくらで、蒸し暑い。しかしマラリアをおそれて蚊帳の中からは出られない状況…。
ロバやぎ鳥、牛も至る所にいます。最初はびっくり反応していた私でしたが、すぐに横を素通りできるようになりました笑。

そんなこんなで見た目にかなりたくましく?…たたけば砂が落ちる汚れたTシャツに日焼けの私になりましたが、元気です。夕方アスマラに帰ってくるなり友人に誘われ、ジンバブエのレゲエコンサート(映画館でFree)に行ってきましたー踊った!こういう忙しさは幾らでもいいですネ。

さて、このブログ、頑張っているつもりですが、アップしたい内容はどんどんたまっています。今後の予定です(番組みたい)
テセネー報告(JENの活動)→マッサワについてまだの話(ダイビングや特産の塩)→アスマラの話てんこもり(オスマン騒動のゆくえ/HIVエイズの検査/戦車の墓場/あるエリトリア女性の話/ユニセフの旗/佐智子さんの小学校へ/インジェラとガーなどなど)うわー。たくさんある!頑張らなくっちゃー。

ホテルのフロントもウエイトレスのみんなも掃除してくれるお母さんも顔なじみになって、家族のようです♪