東近江市にある「滋賀学園中学・高等学校ジャズオーケストラ部」と、「びわこ学院大学・同大学短期大学部吹奏楽部」による定期演奏会が３月１４日、東近江市の五個荘コミュニティセンターで開かれた。
↑写真：滋賀報知新聞より
中高一貫の滋賀学園中学・高等学校吹奏楽部は、ジャズバンドを主体とした県内唯一のジャズオーケストラ部を編成し、今年度から吹奏楽部兼ジャズオーケストラ部として活動。しかし、この１年は新型コロナウイルスの影響で例年通りのコンクールや演奏会が開けず、ようやく開催できた今回の第３回定期演奏会が初めての舞台披露となった。
ステージに立った部長の中島彩佐さんは「コロナ禍の中でも前向きに練習に取り組み、楽器が初めての部員も多かったが、日々の練習の中で上達し、責任感も感じるようになった。限られた時間の中でこうして演奏会を迎えられたことをうれしく思います。みなさんにとって幸せな一日になりますように。私たち全員が笑顔で終われますように」と思いを伝えた。
第１部ではびわこ学院大学吹奏楽部と合同で全４曲を演奏し、ジャズオーケストラ部単独演奏の第２部では、馴染みある楽曲やジャズにアレンジした楽曲など全９曲を披露。曲中には部員１６人それぞれのソロパートがあり、パート演奏を終えた部員一人ひとりに会場から大きな拍手が送られていた。
＜滋賀報知新聞より＞
