8月8日(火)、大会3日目第4試合の1回戦で5大会連続17回目の出場の「近江高校」は、5年ぶり6回目の出場となる「大垣日大高校」と対戦 し、「7対2」で敗れた。
この2年間で夏はベスト4が2回、春が準優勝と大活躍をした「近江」が毎年チームメンバーが交代するとはいえ、昨年までの強かだった「近江」の野球は確実に伝承できていなかった。
昨年は大黒柱の「山田陽翔」(現西武ライオンズ)の存在が大きかったが彼が抜けた今年の「近江」は全然違っていた。
「近江」はこの試合で4人の投手を投入したが核となる投手がいなく、投手力は著しく低下していた。打撃陣も沈黙、後半ホームランが出たが続かず試合巧者の「大垣日大」に歯が立たなかった。惜敗である。
滋賀県はこれまで一度も深紅の優勝旗を持ち帰ったことが無い数少ない県の1つである。今後は滋賀県下の高校が切磋琢磨し、全国制覇できる真の実力を備え、全国優勝を実現してくれるのを楽しみ待ちたいと思う。ともかく近江の選手諸君の健闘を称えたい。お疲れ様でした。