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【身近な昔探訪】第59回・御代参街道(本町通り)にある老舗荒物店「荒松商店」


↑創業260年の老舗「荒松商店」

 荒物商の「荒松商店」は東近江市の御代参街道(本町通り)と金屋通り(旧八風街道)とのT字交差点にある。
 江戸期の宝暦11年(1761年)より創業260年、御代参街道(本町通り)で現存する一番の老舗店である。代々荒物品販売一筋の店として今日に至っており、御代参街道(本町通り)南側入り口に存在し、商店街の顔として健在である。
 東近江市中心街で今も残る荒物商ではこの荒松商店」と「川吉荒物店の2店舗のみである。


 

 荒松商店」では現代生活品と昔から引き継がれた生活の知恵の道具が共存している。
精麻、真菰、火打石、柳箸、ミキ花、参宝等の神具小物、和蝋燭、線香、お香、数珠等の仏事小物、現在生活品として上敷、寿司桶、櫃、穀物通し、一升桝、すりこぎ、国旗、帳糸、土焜炉、燐寸、炭篭、連尺、背負篭、布海苔、草鞋、藁縄、国産葦簀、薬罐、亀の子束子、重能、洗濯板、国産熊手等等、正によろず商である。
 

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