滋賀県内33の地酒をブレンド「コラボ純米酒」 今年も完成/９月１８日から発売

　「滋賀県内３３の酒蔵」の個性ある日本酒を１つにブレンドする恒例の「コラボ純米酒」が完成した。
　滋賀県酒造組合では滋賀の地酒に注目してもらうきっかけ作りとして毎年この時期、加盟する３３の蔵の酒を１つに合わせた「コラボ純米酒」を作っている。
　今年の作業は、各地の蔵の代表者が立ち会い東近江市の「喜多酒造」でブレンドが行われた。

↑写真：中日新聞より

　２０１５年に始められたこの取り組みではこれまで、３３蔵の酒は全て均等にブレンドされてきた。しかし今年は初の試みとして事前に蔵人やソムリエなどが検討会を開き、ブレンド比率を変えている。

　出来上がったコラボ純米酒は３００ｍｌ入り１本５８０円。１２０００本を製造した。
　９月１８日（土）から滋賀県内の酒販店や平和堂、主要コンビニなどで販売されるほか、１０月２日（土）に開催予定のイベント「滋賀地酒１万人乾杯プロジェクト」で飲まれることになっている。

　１０月２日（土）１９：００から動画投稿サイト「ユーチューブ」で番組を配信し、１９：３０に三日月大造知事の発声で乾杯する。地酒を使ったカクテルの紹介や、蔵元による座談会も配信する。

参加する３３蔵元：
▽大津市＝平井商店、浪乃音酒造

▽草津市＝太田酒造、古川酒造

▽湖南市＝竹内酒造、北島酒造

▽甲賀市＝藤本酒造、美冨久酒造、西田酒造、笑四季酒造、安井酒造場、滋賀酒造、田中酒造、瀬古酒造、望月酒造

▽東近江市＝畑酒造、喜多酒造、近江酒造、増本藤兵衛酒造、中澤酒造

▽日野町＝矢尾酒造

▽竜王町＝松瀬酒造

▽愛荘町＝藤居本家

▽豊郷町＝岡村本家

▽多賀町＝多賀

▽長浜市＝冨田酒造、佐藤酒造、山路酒造

▽高島市＝吉田酒造、池本酒造、川島酒造、上原酒造、福井弥平商店

＜びわ湖放送、中日新聞、滋賀報知新聞より＞