GridTeam 諸葛瑾JAPAN

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NTTデータ「cell computing βirth」開始

2005-02-17 09:01:52 | WCGニュース
NTTDATAがcell computingを再開しました。
以前に試験的に分散コンピューティングをやっており、内容はWCGと同じくUDエンジンを使った解析でした。仕組み的にはまったく同じもの。
他社と違ったのが、演算結果で得られるポイントに応じてグッズが貰えること。インテルやNTTデータのノベルティで帽子やTシャツとか。私はボールペンを貰ったっけな?
どの会社もこのグリッドシステムを一般企業に売るという営利目的がありますが、演算する個々のパソコン所有の協力者は無償ボランティアです。知的好奇心だけで参加しているともいえます。
そんな中で人を集めるためにアメを用意するのも手かもしれません。
今回のセカンドシーズンは「cell computing βirth」として既に開始中。一応オープンベータ扱いで正式運用ではないらしい。
今回のアメはバーチャルコミュニティワールドの居住権のようですね。仮想電脳都市に暮らして遊べるとか(現在は工事中)。得られたポイントで住まいとかを飾る仕掛けらしい。
エージェントはUDでなくてSETIのエンジンに変えてる?

既に何十人か登録し、2つぐらいチームもできていますね。
前もそうでしたが、個人管理ページ(こういうものに参加するとログインアカウントとともに日々の結果を閲覧できるWEBページが割り当てられる)ポータルが日本語で、他社が英語中心(世界向け)なのに対し、NTTデータは参加者を日本人をターゲットにしているようです。
だから統計のページもおもしろいことに、日本の各地域地図ごとに統計を見られるようにデザインされています。
数値の欄も「稼働台数2」とか日本語になっています。しかも日々のポイントも締めて確定する前に「暫定数値」が掲示され、より現在値に近い値で順位がわかるようになっているようです。
UDやIBMのポータルには文字掲示板がありますが欧州英語圏の人たちが英語でやりあっているだけで日本人は居ません。その点CELLは日本語中心でいいかも。

ITmediaニュース記事 2005.02.16
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0502/16/news111.html

NTTデータニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2005/021600.html

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