うるま市石川嘉手苅の「神村酒造」を訪ねました。同社は、1882年(明治15年) 那覇市繁多川で創業した「沖縄泡盛蔵老舗」で、琉球泡盛「暖流」、「守禮」で知られています。平成11年、現在地に工場を移転しています。
01-0114-1223
県道6号線沿いにあります
02-0114-1223
古酒蔵
13:30に予約し、「工場見学」をしました。見学行程は、「ビデオ上映→工場見学→試飲会」となっています(要予約:TEL 098-964-7628)。
蔵元直売店奥のCaféでビデオ視聴後、工場見学に移りました。
「泡盛ができるまで
1.原料…原料には硬質米のタイ米を使用しています。硬質で長い粒のインド種(インディカ米)であるタイ米は、麹菌のつきがよく、酒にコクと旨みをたっぷりもたらします。2.洗米・浸漬…原料米に付いている糠(ぬか)を取除くために丹念に洗米を行います。その後、水を溜め、蒸すのに必要な水分を原料米に浸漬させます。
3.蒸米…浸漬した原料米を十分に水切りした後、蒸気で原料米を蒸しあげます。原料米は、蒸すことにより麹を造りやすい状態になります。
4.種付け…蒸し上がった原料米を適温まで冷まし、黒麹菌を散布します。
5.製麹…黒麹菌を散布した原料米を製麹棚(三角棚)に移し、温度管理をしながら麹の生育をはかります。黒麹菌の生育により、原料米のデンプンがブドウ糖へと変化していきます。
6.モロミ…仕込容器(モロミタンク)に生育した米麹と水、酵母を加えて発酵させ、モロミを造ります。 約2週間でアルコール度数18%前後のモロミが出来上がります。
7.蒸留…発酵し熟成したモロミを蒸留機に入れて蒸留することにより、泡盛が誕生します。アルコールが水より低温で沸騰する性質をうまく利用しています。
8.貯蔵…泡盛はカメやタンク・樫樽等に入れて貯蔵します。長期間貯蔵することにより熟成し味わい深い古酒へと成長します。
9.詰め…貯蔵した泡盛を商品別に瓶や壷に詰め、ラベルを貼り、箱詰めをして仕上げます。貯蔵年数やアルコール度数、容量や容器等によって商品が区別され、皆様のもとへと出荷されて行きます。
引用(神村酒造の泡盛ができるまで、製造工程写真 http://www.kamimura-shuzo.co.jp/factory.html)」
03-0114-1238
古酒蔵入口
07-0114-1400
08-0114-1401
09-0114-1401
11-0114-1411
蒸米機
12-0114-1411
製麹棚(三角棚)
15-0114-1405
モロミ
17-0114-1409
横型循環式蒸留機
18-0114-1409
100石タンク18,000L
19-0114-1416
貯蔵カメ470L
21-0114-1414
貯蔵樫樽
22-0114-1414
使用済みの樫樽
23-0114-1415
樫樽で製作したイス・テーブル
24-0114-1416
模型
29-0114-123
古酒蔵地下階段
31-0114-1422
古酒保存棚
32-0114-1423
保存瓶のメッセージ
33-0114-1417
試飲用酒
38-0114-1233
ギャラリー「古酒蔵」商品
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます