NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会 公式ブログ

八王子市認定 滝山観光おもてなしボランティアガイド団体「ウジテラーズ」滝山城跡の下草刈りを毎月実施しています

滝山城跡 景観維持回復活動の報告2020/10/18「11月は歴史講演会あり!」

2020-11-07 21:55:12 | 下草刈り日誌
NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会
11月の活動は、15日が滝山城跡 景観維持回復活動(下草刈り)、
そして29日は会が主催する第15回歴史講演会があります。
「歴史講演会!」北条氏に興味ある方いかがでしょうか。

ホームページ「よみがえる滝山城」でPDF版をご覧いただけます。

さて、今月の活動が始まる前に
先月の下草刈りの活動報告をしておかないと。

10月18日 滝山城跡 景観維持回復活動を実施しました。
当日は、少し早めに現地に到着するようにして、
集合場所の「中ノ丸」に行く前に
回り道をして「二ノ丸」の堀を偵察。
草が予想以上に茂って堀がだいぶ隠れてしまっている、
こりゃぁひどい(*_*;
「二ノ丸」南側の堀

「二ノ丸」東側の堀もちょっと残念な状態になりつつある。

土橋があるのかないのか、わからなくなってきた、ヤバイ。

「中ノ丸」← →「二ノ丸」はいい状態

さてさて、時間は9時こちらは「中ノ丸」。
大勢の人がいますねー。
10月の活動は地元企業の方々や大学生、
多数のボランティアさんに参加していただきました。
滝山の会員の参加人数よりもボランティアさんの方が多いよ(^-^;
会員の人たち頑張って下草刈りに参加してね!

今回の活動は都合により9時~12時(通常は9時30分~15時)。
活動場所は「中ノ丸」下の広場(下の写真)、
その奥の鬱蒼としたジャングルのなか。
周囲から中の様子が見えません。
下に降りて作業現場に行きましょう!

作業現場は一部伐採して入り口のようになっている箇所があります。

入ってみると少し下草刈りがされていて
外から見るほど鬱蒼としていない。
それというのは前回の活動時にここも少し刈っていたからです。
作業はその続きと前回切り倒したままになっている篠竹の片づけ。
写真正面の方向が「中ノ丸」。左側の篠竹を刈ります。

この先は「弁天池跡」。右側は刈ったあとの倒れた篠竹。
左側 なんかボコボコしてますねー。

今回の活動で何を報告したらいいのか・・・
これと言ってはっきりした変化がないのでどうしようかと・・・
あっ、でも一カ所だけありました。
写真奥の少し小高くなったモジャモジャした部分。

このモジャモジャした部分
ここを刈ったら何が出でくるか?だいたい想像できますよね?
【作業前】

【作業後】
やっぱり、
いい形の土塁が出ました、それに結構でかい!

この土塁の脇には堀もあります。
堀は「弁天池跡」方面に屈曲して続きます。
この部分の堀は篠竹がまだまだ密集していて
下草刈りが中途半端な状態。
時間切れで作業完了とはいきませんでした。
堀の形がわかるようにしたかったなぁ・・・・・・・・

屈曲した堀底から「本丸」方面の景観

弁天池跡方向に三段構えの防御遺構?
先ほどのモジャモジャは一番奥の土塁。

作業は12時で中途半端に終了、達成感無しです。

今回の活動場所は滝山公園の正式な園路ではないので
通常は通ることはありません。
中世城郭研究家のN先生が、
「園路じゃない誰も入って来ない場所やってもしょーがねぇーだろー、
他にもっとやる所あるだろーがぁ、大馬出とか二ノ丸とかぁ、
草ボーボーだぞぉ、優先順位が間違ってるよぉ」と少々お怒りの様子・・・
なのですが、この場所の園路開放めざしての整備を継続したいですね。
でも確かに他にボーボーのところがたくさんある。
そっちもやらなくては!
作業場所の選定は難しいのですよ。

園路ではないけど良い遺構があるかもしれない場所、
まだよく見えていない箇所がある。
機会を改め再度作業してみたくなってきた。
ここから堀とか土塁の遺構がドカンと見えるようになったら絶景だ!

11月の景観維持回復活動は15日(日曜日)、作業場所は?です。
11月29日の歴史講演会のパンフレットは、
ホームページ「よみがえる滝山城」でPDF版をご覧いただけます。

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