NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会 公式ブログ

八王子市認定 滝山観光おもてなしボランティアガイド団体「ウジテラーズ」滝山城跡の下草刈りを毎月実施しています

滝山城跡 景観維持・回復活動 ”見逃がし厳禁”「出丸」 2021/5/16

2021-05-24 18:48:23 | 下草刈り日誌
滝山城跡「本丸」から多摩川方面の眺め。
曇り空ですがこの景色を見ると心が晴々します。
緑が濃くなりました。
滝山は既に蚊が発生しているので滝山城に訪れる際は防虫対策が必要です。

「中ノ丸」9時30分集合。
まだ作業を始める前、打ち合わせの時に弱い雨が降ってきました。
降り方によっては途中で作業中止もあります。

5月の活動場所は久しぶりの「出丸」周辺。
雨が降っていましたが
作業場所は空が少ししか見えないほど新緑に覆われ
木々の葉が雨の水滴を地面に落ちるのを遮ってくれたおかげで
最後まで作業を継続することができました。

ところで・・・
「出丸」に行ったことない人
案外多いのではないでしょうか?
「本丸」は行ったけど「出丸」を知らなかった・・・
広くて周りきらないので「出丸」は省略・・・など。
「出丸」は「本丸」金毘羅神社の裏にあります。

それでは5月の活動報告です。
「本丸」金毘羅神社の裏から見た「出丸」。
今回は画像左側にある曲輪、
そこから一段下がった曲輪と竪堀の下草刈りは実施しませんでした。
はじめから今回の作業計画には入れてないのですが
刈り払機とそれを扱える人手がもっといれば
ここもできたのになぁと、少し残念。


「本丸」金毘羅神社裏からの「出丸」の景観
足元の下草も視界を遮っています。
【作業前】

【作業後】
「本丸」から「出丸」が丸見え。
「出丸」を立体的に捉えることができるようになりました。

「出丸」の虎口を入ると正面に土塁があります。
中央に窪んだ部分があり、ここに竪堀があります。

この竪堀を最下部まで下草刈りしました
【作業前】

【作業後】
写真ではよくわかりませんね。
滝山城跡に来た時に覗き込んでみてください。

さて、こちらは堀切を挟んで「出丸」から見る「本丸」金毘羅神社
【作業前】

【作業後】
「本丸」の方がかなり高いです。
敵に「出丸」を占拠されたとき、
この高低差は下からの攻撃は不利です。

横からみた「本丸」と「出丸」のあいだの堀切。
作業後は堀切の ” V ” が現れました。


こちらは「出丸」のすぐ下
【作業前】

【作業後】
この場所、中が窪んでいるんです。
今は埋もれているけど当時はもっと深かったと思うし
これを曲輪と言っていいのだろうか?
堀なのか?
池跡のようにも見えるけど?

窪んだ場所から土橋を下りた場所。
右方向に延びる土塁は
”天狗の鼻”といつのまにか呼ばれています。

確かに天狗の鼻のようだ。

”天狗の鼻”から左にある虎口に横矢がかかります(画像に写っていません)。


場所変わって本丸と出丸の間のV字の堀切を多摩川の方に超えた場所です。
このあたりは”武者溜まり”と呼ばれています。
「出丸」脇の巻道は”武者走り”で下まで続きます。
【作業前】
”武者走り”は下草に覆われ、足元が見えずらくなっています。
また通路の一部に小さな崩落個所があり、
右側は急斜面なので足を踏み外すと危険です。

【作業後】
下草を刈り崩落箇所を修復しました。

通路は細いので足元注意です。

"武者走り”は、巻道から途中で土塁の上を歩く通路と変わり下まで続きます

その下には虎口があります。
虎口から先の通路は不明瞭なので
見学はここまでにしておきましょう。

「出丸」は「本丸」直下ということもあり
周辺は手の込んだナワバリがあります(個人的にそう思っている)。
今回は整備していませんが、
二つの竪堀を連結する横堀などもあります。
滝山城に来て「出丸」を見なかったらもったいない。
整備したての「出丸」を忘れずに見てくださいね。
”見逃がし厳禁”ですぞ!




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滝山城跡 景観維持・回復活動「森林浴で免疫力アップ」 2021/1/17

2021-01-26 17:53:11 | 下草刈り日誌
1月17日 滝山城跡 景観維持・回復活動(下草刈り)を実施しました。
コロナウィルスが蔓延するなか、
マスク着用・検温・体調確認が参加条件です。
広々とした山のなか、
近づいて作業することはないので、
実際それほど感染のリスクはないように思われます。
気をつけるのは休憩のときですね。
それにしても滝山城の自然のなかにいると
普段とは別の時空を過ごしているようで
コロナウィルスのことなど忘れてしまいます。
活動はいつものように和やかな雰囲気のなか楽しく行われました。

今回の活動場所は、
・「刑部屋敷跡」から「大池」に降るつづら折りの道、
・「大池」の堤防、
・堤防から「専国谷戸」への道、
・「お屋敷跡」から堤防に続く絶対防衛ラインの竪堀、
時間があれば竪堀の上にある畝状の横堀など・・・
作業箇所が多いけど全部できるかな?と、ちょっと不安でしたが
会員18名とボランティアさん4名、
人数が多いのでなんとかなるか!?

ところが作業場所に移動してみると
作業予定場所のつづら折りの道がキレイになっているではありませんか。

櫓台跡もキレイになっている!

おそらく東京都が委託した業者さんがやられたのでしょう?
完璧に刈られています。
我々素人集団ではここまでキレイにすることはできない。
さすがプロの仕事ですね。

堤防の上もキレイに刈られています。
刈り取られた草が跡形もなく片付けられているのが素晴らしい。

ということで、
作業する場所が減ったので竪堀の作業に集中します。
正面上の方は「お屋敷跡」、
左に行くと「専国谷戸」、
右方向にも道があり先に進むことができます。
しかし、そこは絶対防衛ラインの土塁なので超えてはいけないのです。
今は道になって人が歩くから土塁が窪んでしまっています。

それでは活動報告です。
今回ボランティアで参加していただいたのは
八王子市内の企業 N社様の4名です。
「専国谷戸」の道で作業していただきました。
いつもご協力ありがとうございます。

今回の作業の核心部「竪堀」
堀底だけでなく側面も刈ります。
【作業前】

【作業前】
上の方、木々のあいだに光が通る箇所は「お屋敷跡」の土塁部分です。

堀底を下から上に刈っていきます。
傾斜は見た目以上にキツイです。

そして堀の上も刈る。

【作業後】刈った草は数カ所に分けてまとめます。

【作業後】
堀底だけではなく両側もすっきり、
右側の絶対防衛ラインの土塁上に光が入り
竪堀の形状や規模がよくわかります。

竪堀を上から見たところ、
大きな堀です。

さて、
写真の赤色で囲った部分に新発見がありました!
今までも竪堀そのものは整備したことありましたが、
その左側の方までは刈ったことがありませんでした。
今回、時間に余裕ができたので刈ってみると・・・

ただの斜面だと思っていたところに
小さな平坦地が現れました。
写真は堀を挟んで反対側から見たところです。

小さな平坦地の前面は弧を描いています。

この平坦地から下の「専国谷戸」の侵入路に対して横矢がかかります。
滝山城の広大な敷地には
まだ他にも発見されていない遺構があるかもしれません?
そう考えると下草刈りがワクワク感ありで楽しくなります。

竪堀の上部にある横堀の下草も刈りました。
堀は畝になっています。
この堀を見るために下から登るのは大変ですが
「お屋敷跡」からもこの横堀を見ることができるので無理されぬように(^^)/

最後によく見えるようになった遺構を観察して作業終了となりました。

「お屋敷跡」から見た絶対防衛ラインの土塁

「お屋敷跡」から「刑部屋敷跡」などの家臣屋敷跡方面が見えます。
何かしらの合図で連絡を取り合うことができそうです。
大声で叫べば聴力がいい人だったら聞こえるかもしれない?

堤防を「刑部屋敷跡」方面につづら折りの道を戻ります。

右の櫓台から横矢攻撃 ↙ ↙ ↙ ↙

人が歩いているところを写真にすると、つづら折りの道がよくわかります。

以上、活動報告でした。
次回の活動は2月21日です。
コロナ禍はまだ続きそうです。
引き続き感染予防は怠らないようにしましょう。
下草刈りが終わったあとは心身ともにスッキリ!
自然のなかでの活動は癒し効果があるように感じます。
滝山城の下草刈りは森林浴 🍂 🍁
免疫力が上がった気がします。


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滝山城跡景観維持回復活動 「お屋敷跡」展望回復 2020/12/20

2020-12-27 20:40:14 | 下草刈り日誌
今年はコロナ感染拡大のため活動できない月もありました。
活動回数が少なかった分、
現在の滝山城はいつもの年と比べて荒れてしまっているような気がします。
12月20日 今年最後の滝山城跡 景観維持回復活動(下草刈り)を実施しました。

「中ノ丸」9時30分、自然とディスタンスの輪になる。
年末、厳しい寒さ、おまけにコロナ、
参加者は何人集まるのかなぁ。
人数しだいで作業のはかどり方が違うので大勢来てほしい・・・
参加者は毎回だいたい同じ顔ぶれで今回は15、6名来ました。
まぁこんなもんですね。

今回の活動は、ふたつのミッションがあり
ひとつは「お屋敷跡」写真左の「大池」側の樹木の枝打ちをして
「お屋敷跡」から「大池」側の展望をよくすること。
では、まずはこちらの活動報告から。

枝打ちをしなくても向こう側が見えなくはなかったのですが・・・
いやっ、見えないか (*_*;

とりあえず手の届くところからノコギリで枝を伐り落としていきます。

伐った枝はそのまま放置ではなく「お屋敷跡」中の方に移動します。

脚立も使用して上の方も枝打ち、
しかし我々は林業のまねごとをしている素人集団、
無理のない範囲でやります。

【作業前】
木と木の間、曲輪の内側の方まで伸びた枝が重みで垂れ下がっています

【作業後】
すっきりと明るくなりました

木のあいだから覗くと
「お屋敷跡」と「大池」を結ぶ絶対防御ラインが見えるようになりました。
絶対防御ラインの向こう側は竪堀です。

枝打ちをしたという木をみると
木の側面から動物のツノのように
10~20cm突き出た枝が複数ありました。
そのままでは見栄えが悪いので枝の付け根から伐り直しました。
これは最初に伐り方を説明しなかった自分が悪い。。。
枝打ちは付け根から伐りましょう!

これがツノ
赤丸してないけど像の鼻のようなのも・・・
見た目かっこ悪いでしょ(^_^;)
重ねて言いますが最初に伐り方を説明しなかった自分が悪い。。。
ゴメン(_ _)


「大池」側の視界が開けてきましたよ~
テンション上がるぜ⤴

延びていた枝が防風林のような役割をしていたようで
枝を伐ったら「お屋敷跡」を風が吹き抜けます。

見通しが良くなった方を見て、
「向こうの尾根を歩いている人が見えるよ!」と話しています

国道16号に続く尾根、
「信濃屋敷跡」方面の視界が開けました。
眼下には「大池」、
そして桜の名所 五千本桜(実際は5千本ない)。
春には満開の桜が「お屋敷跡」からも楽しめそうです🌸

さて、もうひとつのミッション「お屋敷跡」入り口部分の薮。
今回は残念ですが手がまわりませんでした。
この薮の中は平坦地になっているようなので実態を見てみたいです。
またいつか・・・期日未定で延期としました。


それにしても「お屋敷跡」は木が多過ぎ。
もう少し間伐が必要と思われます。

ところで作業途中に、
「お屋敷跡」の仕切り土塁に集まって
「富士山が見えるよ!」とワイワイやっていました。
高い土塁の上から富士山が見えます。

富士山が見えるポイントには、
いつの間に誰が作ったのかベンチ(?)が!!
「お屋敷跡」に来たときは
この位置から富士山を探してみてくださいね

この写真で富士山がハッキリわからないのは
カメラのせいにしますが
実際はハッキリと見えますよ!
(もちろん天気しだいです)
しかし全体が見えるわけではありません、
上の方だけです。
それでも富士山が見えると嬉しくなるのが日本人?

写真を拡大
コンパクトデジカメではこれ位が限界

以上活動報告でした。
話は変わってこちらは「本丸」枡形虎口。
地面を見ると以前は見えていなかったと思われる
敷石らしきものが見えています。
それは等間隔にあり河原石のようです。
石が見えていない所で地面が少し盛り上がっている個所もあります。
この石は当時の物(?)のようで
虎口は階段になっているようです(?)

虎口の左側もだいぶ埋まっているようです。
埋もれた土のなかに何かありそう・・・。
でも掘ってはいけませんよ。

よーく観察してみてください。
新年1月の活動場所は「専国谷戸」から「大池」、
絶対防御ラインの竪堀も作業範囲内です(予定通ですが・・・)。
竪堀の上にある畝堀もできるかな?

下草刈りの個人装備の話です。
今日は家にこもって
こんなことしていました。
古く使わなくなった皮のバッグを解体して
刃渡り24cmの 鉈を収める鞘を作りました。
寸法もきちんと測らず型紙もなし。
ハサミとカッターで切ったら糸で縫う。
縫い目は曲がっていたり間隔も均等ではない。
それでも良くできたと自己満足。
とりあえず壊れにくければよし。
1月の活動はこれを腰にぶら下げて
滝山城にまかり上がるよ~

皆さま!一年間閲覧ありがとうございました。
コロナに感染しないよう注意して
年末年始をお過ごしください。
それでは来年もよろしくお願いいたします m(_ _)m
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滝山城跡景観維持回復活動2020/11/15活動報告と12月ふたつのミッション

2020-12-17 17:56:44 | 下草刈り日誌
今年最後の滝山城跡 景観維持・回復活動日が近づいてきたので、
延ばし延ばしにして、まだしていない11月の活動報告と、
今月12月20日の活動内容をお知らせします。

11月の活動はススキ野原の「大馬出」の先にある「お屋敷跡」と、
その間にある堀を整備しました。ススキ野原も風情があってよいなぁ。

「大馬出し」と「お屋敷跡」の間の堀は
以前の作業から随分経っているので景観良しとは言えない状態。
【作業前】

堀のなかでの作業、堀底の下草刈りをしました。

【作業後】
堀底の土が見えるようになりましたが、斜面まではできませんでした。

さて、ところ変わって
「大馬出し」から右にある道を進むと二股が出てきます。
右に降ると滝山街道方面、左に上がると広い曲輪「お屋敷跡」です。

「お屋敷跡」の整備は、曲輪内部の下草刈り及び周回できる散策路の確保。
【作業前】

【作業後】
通路の右側が薮になっています。
この部分は曲輪に沿って一段低い平坦地になっているようです。
ミッション①
今月はこの部分の下草刈りをして実態を明かにしたいと考えています、
何が見えてくるか楽しみです

こちらは「大池」側にある土塁
ミッション②
今月もうひとつの計画は、
右側の樹木の枝打ちをして大池側の展望を良くすること、
視界が開けたらいい眺めだと思います

それにしても「お屋敷跡」は木が多い・・・
まだ間伐の必要がありそうです。
この立ち位置から少し右方向に
条件がよければ富士山が小さくですが見えますよ。

今回ふたつのミッションがありますがこれも参加人数しだい。
参加者が少なければどちらか一方のみの作業となるかもしれません。
今日12月17日、東京都のコロナ感染者822人と最多更新だって、あらら。
また活動自粛にならなければいいけど・・・
下草刈りもマスクしてディスタンス、ディスタンス!
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滝山城跡 景観維持回復活動の報告2020/10/18「11月は歴史講演会あり!」

2020-11-07 21:55:12 | 下草刈り日誌
NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会
11月の活動は、15日が滝山城跡 景観維持回復活動(下草刈り)、
そして29日は会が主催する第15回歴史講演会があります。
「歴史講演会!」北条氏に興味ある方いかがでしょうか。

ホームページ「よみがえる滝山城」でPDF版をご覧いただけます。

さて、今月の活動が始まる前に
先月の下草刈りの活動報告をしておかないと。

10月18日 滝山城跡 景観維持回復活動を実施しました。
当日は、少し早めに現地に到着するようにして、
集合場所の「中ノ丸」に行く前に
回り道をして「二ノ丸」の堀を偵察。
草が予想以上に茂って堀がだいぶ隠れてしまっている、
こりゃぁひどい(*_*;
「二ノ丸」南側の堀

「二ノ丸」東側の堀もちょっと残念な状態になりつつある。

土橋があるのかないのか、わからなくなってきた、ヤバイ。

「中ノ丸」← →「二ノ丸」はいい状態

さてさて、時間は9時こちらは「中ノ丸」。
大勢の人がいますねー。
10月の活動は地元企業の方々や大学生、
多数のボランティアさんに参加していただきました。
滝山の会員の参加人数よりもボランティアさんの方が多いよ(^-^;
会員の人たち頑張って下草刈りに参加してね!

今回の活動は都合により9時~12時(通常は9時30分~15時)。
活動場所は「中ノ丸」下の広場(下の写真)、
その奥の鬱蒼としたジャングルのなか。
周囲から中の様子が見えません。
下に降りて作業現場に行きましょう!

作業現場は一部伐採して入り口のようになっている箇所があります。

入ってみると少し下草刈りがされていて
外から見るほど鬱蒼としていない。
それというのは前回の活動時にここも少し刈っていたからです。
作業はその続きと前回切り倒したままになっている篠竹の片づけ。
写真正面の方向が「中ノ丸」。左側の篠竹を刈ります。

この先は「弁天池跡」。右側は刈ったあとの倒れた篠竹。
左側 なんかボコボコしてますねー。

今回の活動で何を報告したらいいのか・・・
これと言ってはっきりした変化がないのでどうしようかと・・・
あっ、でも一カ所だけありました。
写真奥の少し小高くなったモジャモジャした部分。

このモジャモジャした部分
ここを刈ったら何が出でくるか?だいたい想像できますよね?
【作業前】

【作業後】
やっぱり、
いい形の土塁が出ました、それに結構でかい!

この土塁の脇には堀もあります。
堀は「弁天池跡」方面に屈曲して続きます。
この部分の堀は篠竹がまだまだ密集していて
下草刈りが中途半端な状態。
時間切れで作業完了とはいきませんでした。
堀の形がわかるようにしたかったなぁ・・・・・・・・

屈曲した堀底から「本丸」方面の景観

弁天池跡方向に三段構えの防御遺構?
先ほどのモジャモジャは一番奥の土塁。

作業は12時で中途半端に終了、達成感無しです。

今回の活動場所は滝山公園の正式な園路ではないので
通常は通ることはありません。
中世城郭研究家のN先生が、
「園路じゃない誰も入って来ない場所やってもしょーがねぇーだろー、
他にもっとやる所あるだろーがぁ、大馬出とか二ノ丸とかぁ、
草ボーボーだぞぉ、優先順位が間違ってるよぉ」と少々お怒りの様子・・・
なのですが、この場所の園路開放めざしての整備を継続したいですね。
でも確かに他にボーボーのところがたくさんある。
そっちもやらなくては!
作業場所の選定は難しいのですよ。

園路ではないけど良い遺構があるかもしれない場所、
まだよく見えていない箇所がある。
機会を改め再度作業してみたくなってきた。
ここから堀とか土塁の遺構がドカンと見えるようになったら絶景だ!

11月の景観維持回復活動は15日(日曜日)、作業場所は?です。
11月29日の歴史講演会のパンフレットは、
ホームページ「よみがえる滝山城」でPDF版をご覧いただけます。
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滝山城跡景観維持回復活動 弁天池跡の堤防 2020/9/27

2020-10-17 15:16:27 | 下草刈り日誌
近頃週末になると天気が悪くなるような気がするけど・・・
先月9月20日の活動は雨のため翌週の27日に延期されました。
この日も朝の早い時間は霧のような小雨でしたが次第に晴れ間もありました。

活動場所は弁天池跡 堤防
弁天池跡は現在、水は溜まってはいませんが
そこから水が湧き出て沢となり高月町まで流れています。
高月町といえば八王子市の米どころということで、
都内最大級の田園風景が広がります。
かつてはこの堤防で水を堰き止めて
灌漑用水として利用していたのではないかと?

活動の成果です。
弁天池跡 堤防
左側は木に隠れて分かりませんが堤防がV字型に切れていて
そのV字の間を沢が流れています。


ここは堤防の上です
奥で下草刈り作業している場所が先ほどの隠れた堤防の「左側」部分です。
足もと深く切れ込んだ向こう側との間に沢が流れています。


今回は堤防の右側部分の下草刈りを重点的に実施しました。
【作業前】

【作業後】
キレイになりましたが1年後には元通りになってしまいます。

堤防上からの眺め
下からだ規模が小さく、それほど高く見えませんが
堤防の上からだと高度感があります。

弁天池跡 その他周囲の下草刈りもしました
【作業前】

【作業後】
土塁の保存状態良好です

この土塁上からの眺め

弁天池跡への降り口
左側部分の下草を刈りました。
【作業前】

【作業後】
下草を刈る前にもなんとなく分かっていましたが
「段々」がハッキリと現れました。
今日は10月17日、一日中雨降り。
明日は第3日曜日で今月10月度の定例活動日です。
今降っている雨は天気予報だと日付が変わった頃にやむみたい。
明日は曇りの予報で予定通り活動できたら
この写真の奥の方、暗い場所で活動します。
暗い場所の先は「中ノ丸」下にある広場です。
明日10月18日の活動時間は、9時から12時までになります。


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滝山城跡景観維持回復活動「弁天池跡」実は・・・ 2020/8/30

2020-09-12 21:14:34 | 下草刈り日誌
8日後には次の下草刈りがあるのに今頃になって前回の活動報告をします。
8月30日、8月第2回目の景観維持回復活動(下草刈り)を実施しました。
景観維持回復活動は通常毎月第3日曜日のみ実施していますが
5週目の日曜日がある月は、この日も活動を実施します。
活動時間は、いつもは9時半から15時までのところを
今回は厳しい暑さのため時間を少し早めて9時から開始、
終了は12時と時間短縮して活動しました。

活動場所は「弁天池跡」です。
実は、このあたりは都立滝山公園の園路になっていないので
立ち入り禁止エリアです。
では何故来園者が入れない場所の下草刈りをするかと言うと、
いつになるか分かりませんがいずれ園路として開放される日を願って下草刈りをしています(もちろん願っているだけではなく働きかけもあります)。
さて、弁天池跡は夏になると特に草が勢いよく茂る場所なので
今回の主力の道具は草を効率よく刈れる刈り払い機です。
そして、もうひとつなくてはならない道具が熊手、
これで刈った後の草を片付けないとキレイになりません。
では、いざ現地へ・・・

「弁天池跡」は写真奥の下がった場所です。
そして今回併せて写真右上にある「無名の曲輪」の下草刈りも実施しました。
それでは奥の方に進んでみます。

「弁天池跡」です。やはり草が勢いよく茂っていました。
写真中央少し左よりに高くなっている部分があります。
これは弁天池跡にある小高い島です。
【作業前】

作業中の様子です。池の中にある島が現れてきました。

【作業後】
今は水はありませんが池に浮かぶ島、「弁天島」が現れました。

島の奥に見えるのは千畳敷下の腰曲輪。
一部崩落個所がありビニールシートで覆われています。

それでは、もう一つの作業場所「無名の曲輪」に行ってみます。


「無名の曲輪」の手前側は陽が当たらないので草は少なめですが、
奥の陽当たりのいい所は人の背丈を超えるほど延び、写真で見る以上に茂っています。
【作業前】

【作業後】
滝山城の曲輪としては小さめながらも解放感のある曲輪です。

左側にある土塁もキレイになりました。

土塁の先の方で下を覗き込んでいる人がいますが、、、

解放感がある訳、ここは眺めがいいのです。
眼下に弁天池跡を見降ろせます。高度感もあります。

「無名の曲輪」から見降ろす弁天池跡は絶景!?

途中休憩を2回とり、実質2時間半位の作業でしたが
終わった時は暑さに体力を奪われクタクタになりました。

作業後に差し入れのスイカ。
カラダは脱水状態、塩をふって食べるこういう時のスイカって
水やスポーツドリンクよりも水分が体に浸透する感じで生き返る。
そして熱くなった体温を下げる薬効もあるような気がします?

次回、秋分の日が近い9月20日の活動も、
同じく弁天池跡で更に作業場所を拡大して実施する予定です。
日中の気温が少しは低くなっていればいいのですが・・・

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滝山城跡景観維持回復活動 「出丸」中途半端に終わって 2020/8/16

2020-08-28 17:18:40 | 下草刈り日誌
8月16日 日曜日
この日は、体温を超えるような暑さのなか
滝山城跡の景観維持回復活動を「出丸」周辺で実施しました。
NPO会員以外にも男性1名がボランティアで参加してくださいました。
猛暑のなか本当にありがとうございました。

活動は、午前9時30分から12時まで、
午後は猛暑で15時まで体力が持たないだろうということで
通常より1時間短縮して14時に作業を終了しました。
それにしても猛暑のなか熱中症の危険があるのに
下草刈りをやりに来る人は体力に自信があるんだろうなぁ?

作業時間の短縮と休憩の回数を増やしたりで
作業がそれほど進まないことは予想できたので
最低限、人が通れる通路は確保するように作業を始めました。
作業は比較的広い範囲を密にならないよう移動せず離れて作業したので
報告できるのは自分が作業した部分だけになります。

さて、「出丸」周辺の陽当たりの良い場所は草が勢いよく茂ります。
右側が「出丸」です。
写真の真ん中には竪堀があるのですが全く分かりません。左側は曲輪です。
この日はここまで手がまわらず、この状態のままです。


【作業前】「本丸」から」「出丸」への通路
充分歩けますが道が細くなっていました。

【作業後】
道幅が広くなりました。ただし、滑りやすいのでご注意を!

【作業前】「出丸」の虎口
ここも道が細くなっています、
このままでは道が消滅してしまいそう。

【作業後】
これくらい道を広げておけば今シーズンは大丈夫です。

【作業前】「出丸」
正面に堀切を挟んで「本丸」の金毘羅社が見えます。

【作業後】
「出丸」全面の下草刈りはできませんでしたが、曲輪の周囲を一周できる通路を造りました。

「出丸」 土塁上の通路

「出丸」土塁上の通路 右側多摩川方面に竪堀が落ちています。

滝山城の「出丸」まで見学に来る人は少ないようですが、
滝山城に来たときは是非、「出丸」を一周してみてくださいね(あまり面白くないかもしれませんが・・・)。

【作業前】堀切
左「出丸」と右「本丸」のあいだの堀切

【作業後】
斜面の下草は刈れませんでしたが、
堀切であることが分かるように底面だけ下草刈りしました。

「出丸」から降って土橋・枡形虎口へ・・・
通路確保です。このあたりは城マニアなら見応えあると思います。

やり残した林の曲輪は日陰が多く草の伸び方は弱いです。
一段下がった写真右の陽当たりの良い曲輪とは下草の生え方が全く違います。
今回はなんか中途半端に終わってしまいました。
さぁ、どうする、次はどうする?
実は明後日8月30日(日曜日)も滝山城の下草刈りやります、
ただし午前中だけ。
早めの9時開始で12時終了予定です。
天気予報によると最高気温が35度だそうだ😎 
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活動再開!滝山城跡景観維持回復活動 2020/7/19

2020-08-07 21:31:21 | 下草刈り日誌
いつの間にか時が過ぎて今日は立秋、
8月の下草刈りは9日後、
なんかイメージが湧かなく書けないで遅くなってしまいましたが
7月19日に実施した滝山城跡景観回復活動の報告をします。
滝山城跡景観維持回復活動はコロナウィルスのため活動が一時中断になり
このたび4ヶ月ぶりに再開となりました。
長期間草刈りをしていなかったので滝山城は草ボウボウで荒れ放題になっているかと想像していたのですがそうでもなかった・・・
夏になれば毎年こんなもんです。
久しぶりの活動場所は天野坂を登ってすぐ「小宮曲輪」入り口付近です。

参加者はコロナウイルス感染防止対策のためマスクを着用しています。
この先しばらくはマスク着用での活動となりそうです。
ただし、屋外なので人との距離が離れでいればマスク無しでもOKです。
刈り払機の作業では元々お互い近づかないよう距離をあけて作業しています。

さて、それでは下草刈りをしてどう変わったか作業の成果をみてみます。
【小宮曲輪 入口付近】作業前
夏になるといつもこうなります。
虫が苦手な人はこういう草むらに入るの嫌ですよね。

【小宮曲輪入口付近】作業後
これなら虫の心配ないでしょう? しばらくは大丈夫だと思います。

【天野坂・右側 小宮曲輪の土塁】作業前
草が茂っていると右側 小宮曲輪の土塁の形が見えません。

【天野坂・右側 小宮曲輪の土塁】作業後
手前の平らな場所と土塁壁面の草を刈りました。土塁の形がわかります。

【土塁上部】作業前
土塁の上は草でなんだかよくわかりません

【土塁上部】作業後
作業前の写真と反対方向から見たところです、土塁の形が現れました。

【天野坂 横の堀】作業前
遺構説明板の周囲、通路の脇、そして堀のなか、
天野坂を登って行くと一番最初に目に入るところなので
いつもキレイにしておきたい場所です。

【天野坂 横の堀】作業後
あまり変化ないでしょうか?

堀 横の壁面は竹の密度が増していたので少し間伐しました。
上に見える曲輪に行ってみましょう。

曲輪は竹が密になっていますが、下草はほとんど生えていません。

壁面に生える草は落下に注意しながら刈りました。

最後に通路の脇をもう一度丁寧に刈って・・・

写真 真ん中あたりから下の堀を見ると・・・


キレイになった?と思う。

小宮曲輪入り口付近もきれいさっぱり、
右端にある遺構説明板までスムーズに行けます。
コロナウィルス感染者が各地で増加しています。
でも滝山城の下草刈りには関係ありません。
下草刈りは今後も継続、もう中止にはしません(勝手に言ってます)。
8月もやりますよ!
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唖然!6月 滝山城跡 景観維持回復活動(下草刈り)中止

2020-06-19 17:22:20 | ノッチの日記
皆さん、こんにちは。
NPO法人滝山城跡群・自然と歴史を守る会で理事をやってる「ノッチ」です。
6月19日 東京都の休業要請は全面解除、
県をまたぐ移動制限も解禁になりました。
いよいよ以前のような社会活動が再開です。
とは言ってもこれで新型コロナウィルスが
もう大丈夫になったわけではないので
今までしてきたのと変わらぬ感染防止対策をしながらの
社会活動が必要ですよね。
コロナ社会は「自粛から自衛」の流れ。
しかし、会の活動は「自粛から自衛」の流れに乗ることができずに、
自粛のまま6月21日の滝山城跡下草刈りは中止になりました。
滝山城跡は都立公園の一部なので
公園管理者のルールに歩調を合わせるという理由で・・・

感染者数が日に日に増加していたとき、
感染拡大防止のために公園利用の自粛ルールが告示されました。
しかし、それは感染が日々拡大していた頃のもの。
社会活動が再開した今もそれを100%適用する必要はないはずです。
下草刈りに参加したことある方はよく分かると思いますが、
下草刈りなんて他の社会活動に比べたらコロナ感染リスクは極めて低いですよ。
公園管理者から活動中止を求められているのでなければ、
求められたとしても公園管理者に積極的に活動再開の働きかけをして
下草刈り再開すればいいのにと思う。
「第二波を抑えなければ・・・」という声があったけど、
滝山城の下草刈りが原因で第二波は起きません。
やれないのか、やりたくないのか・・・
下草刈りに参加したくない人は参加しなければいい、
やれる人だけでやればいいのです。
自分は一人でも草刈りします。

なんか会の方針を批判するような事を書きましたが
自分は早期再開希望者であり、
会員約70名のなかでも少数派かもしれません。
少なくても理事のなかではそうみたいです。
民主的な多数決で物事を決めるとき少数派は弱いのです。

でもなんで自分はむきになって早期再開を希望しているんだろう?
滝山城が好きだから?
せっかく滝山城に訪れた皆さんに堀や土塁を見てほしいから・・・かな?

「できない理由を考えるのではなく、できるようになる方法を考えよう」
なんかこれ社訓みたいなセリフ。
7月こそ再開できるといいのですが・・・
梅雨 6月21日 日曜日 天気は雨かもしれないけどね。
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「笛継観音」武蔵名勝図絵

2020-06-17 11:33:20 | ノッチの日記
Tokyo Star Radio FM77.5MHz(八王子エフエム)で放送されている
「八王子とんとん昔語り」
そのなか水曜日放送「笛の彦兵衛」の話は
滝山城主 北條氏照にかかわる話です。
この昔話は「武蔵名勝図絵」で知りました、小宮領の項「笛継観音」です。
物語の最後は、八王子城落城の話なのでちょっぴり物悲しいですが
登場人物の「笛彦兵衛」のことを微笑ましく愛着を感じています。
短い物語のなか、想像力を豊にし情景を思い浮かべることができました。



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本「八王子のむかしばなし」

2020-06-14 20:53:29 | ノッチの日記
「八王子とんとん昔語り」という番組が、
Tokyo Star Radio FM77.5MHz(八王子エフエム)
6月の月曜日から金曜日、
17時から17時10分まで放送されていますが(6月、7月2回にわたって放送)
それで思い出した!
そういえば八王子の昔話の絵本をだいぶ前に買って
ほとんど読まずにそのまましまい込んで忘れてしまっている。
・・・あったあった・・・
全30話、ちょっとなかを覗いてみると、
高月のお城や大石氏の名も登場、
滝山城にも関係あることありそうで興味がわいてきた!

八王子市内各地の昔話です。
物語本文はここで紹介するわけにいかないのでごめんなさい。


30年以上前に発行された本ですが
八王子市の図書館にはあるのでしょうか???

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ラジオ番組紹介 「八王子とんとん昔語り」 Tokyo Star Radio FM 77.5MHz

2020-05-31 21:05:51 | News
ラジオは聴きますか?
Tokyo Star Radio FM77.5MHz(八王子エフエム)
「八王子とんとん昔語り」という番組が、
6月の月曜日から金曜日、17時から17時10分まで放送されます。
パーソナリティは「高尾山とんとんむかし語り部の会」。

6月は八王子城が落城した月ということで
八王子城にまつわる話が放送されるようです。
金曜日(6月5日、12日、19日、26日)は、「北条氏照伝・その1」
滝山城・八王子城主 北条氏照公の生涯を、
八王子文化財審議会副会長の加藤哲氏が寄稿、解き明かす
興味深いお話です。
6月、7月2回にわたって放送とのことです。

その他の曜日、
月曜日「御主殿の滝、赤まんま供養」、
火曜日「おちゃめ地蔵とランドセル地蔵」、
水曜日「笛の彦兵衛」、
木曜日「峠の赤い花」、
そして金曜日が「北條氏照伝・その1」

放送は、八王子市と日野市の全域、あきる野市と福生市と昭島市の一部で聴くことができます。
また、パソコンやスマートフォンでも聞くことができます。聴き方はTokyo Star RadioのHPを参照ください。


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滝山城 滝山公園駐車場の閉鎖等利用制限措置 5月7日以降も継続

2020-05-05 20:10:23 | News
  新型コロナウイルス感染症の東京都の緊急事態措置期間が延長されたため、
5月6日までとしていた駐車場の閉鎖等、滝山公園内施設の利用制限措置は、
2020年5月7日(木)からも当面の間継続されます。
  NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会の、滝山城跡景観維持・回復活動(下草刈り)も2020年9月まで活動休止になりました。
ただし、状況が好転するようでしたら、景観維持・回復活動(下草刈り)は、
6月? 7月? 8月になるかもしれませんが早めに再開する予定です。 


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滝山城跡 臨時案内所開設中止・駐車場も閉鎖

2020-04-20 10:11:30 | News
5月3日、4日、5日に開設するため準備をすすめていた「滝山城跡 臨時案内所の開設」と「甲冑試着会」は、新型コロナウイルス緊急事態宣言が発令されていますので開設を中止します。また、滝山観光駐車場も5月6日まで閉鎖されています。

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