目に見えぬもの

のざブロにはおなじみの

ハルちゃんち

ハルちゃんは息子と同じ野球少年団の6年生。

女の子、しかも細い体で

真夏の暑い試合をピッチャーで投げ切ったり

一生懸命頑張っています💕


そんなハルちゃんには

高校2年生になるお兄ちゃんがいます

お兄ちゃんは

公立では古豪の野球部⚾️

話を聞く限りでは

ぞっとするような練習を積んで頑張ってます😭

そんなハルちゃんお兄ちゃんの所属する野球部は

古豪と言われるだけあって

シニアやボーイズあがりの

すっごい選手が埼玉全土より集まってきます😣

ハルちゃんのお兄ちゃんは

中学野球部

シニアやボーイズの体ムキムキの選手と並ぶと

やっぱり細い

というか

普通の子よりも細い😱


そんなお兄ちゃん

高校1年生に

スコアー書いてみろって

監督から言われ

もともと

根っからの真面目

監督がビックリするような

完璧なスコアーを書いてしまったのが運のつき

監督から

名指しで指名され

監督のお気に入りになってしまった

お兄ちゃんなのでした😅


1年から下積みして

いざ、自分の代になった時

よし！これからはプレイヤーとして頑張るぞ！と思った矢先

監督から

『Bに居ても、試合出れないから、Aチームのスコアー書いてね』

と一言…




たぶんですが、

たぶんですが、

ハルちゃんのお兄ちゃんは

心のどこかで分かっていたのかもしれません



高校1年生の時の最初のランニングで

足首をひねり

痛いのに

みんなに黙って練習を続けていたこと

その怪我が悪化して

ずっと引きずってしまったこと

10キロ体重増加を命じられ

ママが作ったもち米の炊き込みご飯を

腹が痛くなるくらい食べたこと

みんなが練習をやっている横で

練習試合の道具をチェックしていたこと

練習が終わって帰ってきてから

納得いかないと

素振りを暗くなるまでやっていこと

手を握ると

手が真っ黒になるくらいこマメがあること



言いたいこと

たくさん

たくさん

あったと思います


そんな時

ハルちゃんお兄ちゃんは

なに食わぬ顔して

文句も言わず

ひとずつ仕事をこなして


ただ、

さすがに

監督から、スコアラーと宣告された時は

苦しかった


そんな時

お父さんが

『選手は20人まで選ばれるけど、

スコアラーは1人しか選ばれないんだ。

たった1人。

誰も代われるものがいないんだ。

お前しかいないんだ。』


今、

ハルちゃんお兄ちゃんは

スコアラーとして

頑張ってます


そして、

ハルちゃんの夢

高校野球のマネージャー


ハルちゃんなら

きっと

素敵なマネージャーになるね✨


siho