上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

 叔父四十九日(満中陰)の法要

2009年12月23日 | GG通信

 12月20日は父方の叔父の四十九日の法要だった
 「おじ」「おば」という字を辞書で調べたら
 父母の兄は「伯父」で弟は「叔父」
 父母の姉は「伯母」で妹は「叔母」と書くそうだ
 父は7人兄弟の長子で長男だから
 父方の兄弟は皆 叔父叔母である

 今回四十九日の法要は次男に当たる叔父
 長らく国鉄に勤め退職後も鉄道模型等趣味にしていた 
 根っからの「ポッポ屋」であった
 我が家の豚児も叔父が作った鉄道模型で随分遊ばせてもらった

 死因はアスベストによるもの
 叔父は国鉄大宮工場で車両整備の仕事をしていた
 昔は客車の配水管修理などにアスベストを使用したらしい
 それが退職後の忘れたころに発病するのだから恐ろしい

 春先入院した叔父を見舞った時はとても元気だった
 だがしかし、既に自分の症状を承知をしており
 一時退院した折りにはすっかり身辺整理したようだ

 父が亡くなったとき
 一番身近で面倒見てくれた叔父であったので残念でならない


 今日の四十九日には従兄弟姉妹が皆集まった
 赤ん坊の時に見たきりの従兄弟姉妹もいて懐かしかった
 これも叔父の人徳によるところだろう

 
 死後49日の間は生と死(陰と陽)の間をさまよう中陰期間
 これを過ぎると死者が六道のいづれかに生まれ変わる
 中陰期間遺族が7日毎に追善供養をすれば死者は極楽に行ける
 と言われており
 49日は中陰を卒業する「満中陰」のお祝い行事でもあるようだ

 そんな訳で一番下の叔父が施主を励ます余興に
 趣味の大道芸「南京玉すだれ」や「ガマの油売り」を見せてくれた
 この叔父も元駅長の「ポッポ屋」
 

 

 「おもしろうて やがて悲しき 玉すだれ」


 


 昔 理科室にあった石綿金網
 非飛散性のアスベストですから危険では無いようです

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2 コメント

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Unknown (keykun)
2009-12-26 06:33:05
「おもしろうて やがて悲しき 玉すだれ」・・・涙がこぼれます。

にぎやかな四十九日の法要・・・叔父さんもきっと喜んでいるでしょう。
アスベスト・・・怖いですね。
オイラの「さつき」の師匠がアスベストが懸念されています。
心配しているところです。

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keykun様 (noyama)
2009-12-27 19:03:25
 今晩は
 毎度コメントありがとうございます

 法事の時でも無ければ親戚一同集まる機会はありませんが
 この度は父方の親戚がほぼ全員集まりました
 血がつながっていても普段のおつき合いは殆ど無いことに改めて気づかされました
 「遠くの親戚より 近くの他人」 実感です
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