行程
2022年2月15日(火) 曇り
自宅6:25==51km==8:051番四万部寺8:35----2.2km----9:102番真福寺9:25----2.1km---10:00光明寺----1.2km==10:153番常泉寺10:25---1.4km---10:454番金昌寺11:05----1.3km----11:255番語歌堂----11:35長興寺---11:45昼食「醤ひしお」12:10----4.5km---12:501番四万部寺==6.2km==13:256番卜雲寺==0.7km~=13:507番法長寺==1.2km==14;108番西善寺14:25==1.8km==14:309番明智寺14:40==52km==16:40自宅(走行距離120km、徒歩13km+-250m)
昼食後1番札所四萬部寺まで戻り車で6番札所卜雲寺へ向かった
【6番札所 曹洞宗 向陽山卜雲寺(こうようざん ぼくうんじ)】本尊 聖観音
・秩父市横瀬町横瀬1430
一部四国遍路を思い出させられるような隘路を通り卜雲寺へ
本道の中を見ることは出来るが写真撮影出来ないので外から1枚
扁額には「円通殿」とあるが?
ここでまた「#円通」
1 《「周円融通」の略》仏語。智慧によって悟られた絶対の真理は、あまねくゆきわたり、その作用は自在であること。また、真理を悟る智慧の実践。
2 「円通大士」の略。
えんずう‐だいし〔ヱンヅウ‐〕【円通大士】《円満融通の菩薩(ぼさつ)の意》観世音菩薩の異称。
結局、観音堂の意味か
本堂に掲げられた「観音霊験記」
本堂が「萩野堂」という謂れが書いてある
卜雲稲荷
秩父のお寺も神社が併設されているところが多い
明治政府の神仏分離令後に戻したのか?
薬師堂 眼病に効くそうだ
ここから武甲山が良く見えるが生憎雲の中
本堂前の聖観音像
石灯籠には「萩埜堂」の文字が見える
ねがい地蔵尊
御朱印
【7番札所 曹洞宗 青苔山法長寺(せいたいさん ほうちょうじ)】本尊 十一面観音
・横瀬町横瀬1508
法長寺山門
門前に石柱が二つある。右には「法長禅寺」左には「不許葷酒入山門」とある
#「不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)」と読み禅宗寺院の戒律
「葷酒」:臭いの強いニラやニンニク野菜や酒
強い匂いは他人の迷惑になり、酒は人の心を乱すので寺への持ち込みは禁止する
本殿
エレキテルで有名な平賀源内の設計と言われる左右非対称の本堂
平賀源内は江戸末期秩父鉱山開発の目的で秩父に来ている
本殿入り口の左右の花頭窓も特徴的
階段には柵があり中を覗くことも出来ない
中には「観音霊験記」や四国霊場の86番札所志度寺ゆかりの彫刻があるが
ガラス越しにぼんやりと見ることしかできない
納経所で聞いてみると御開帳の時以外は見られないとのこと
代わりに説明図を頂いた
御本尊は別にして外陣の彫刻類などは見たいものだ
志度寺縁起の彫刻・極採色の欄間・花鳥の天井画などあるそうだ
本堂は牛臥堂とも呼ばれ、その由来となった牛の像
後の奉納された牛
豊川稲荷 後ろは武甲山
御朱印
【8番札所 臨在宗 清泰山西善寺(せいたいさん さいぜんじ)】本尊 十一面観音
・横瀬町横瀬598
山門前に「山門不幸」との立て看板
#山門不幸:住職又は家族が無くなったことを示す
本堂
門を入ると右手に樹齢600年のコミネカエデがある
なで仏(賓頭盧尊)
自分の病気や怪我で銚子の悪い部位をなぜると御利益があると言われる
なぜられたところがあちこちが光っている
如意輪観音 苔むしたコミネカエデの下にあり何とも言えない姿
*本堂内にある「観音霊験記」など見ることが出来るが撮影禁止
御朱印
【9番札所 臨在宗 明星山明智寺(みょうじょうさん あけちじ)】本尊 如意輪観音
・横瀬町横瀬2160
明智寺は道に挟まれ塀も山門も無く開放的
本堂は六角堂
こじんまりしたお寺だが安産・子育ての観音様として人気らしい
文塚
女性が願いを込めて納めた絵札などがあ、女性に人気の寺であることが解る
室町時代の阿弥陀三尊の青石塔婆三基
*本堂内にある「観音霊験記」など見ることが出来るが撮影禁止
御朱印
参拝時に観音霊験記の額や本堂内外陣の意匠などは是非見たいものです
それにより寺の謂れ・伝統など様々なことが解り勉強になります
そうでなければ、あまり信心深くない自分の霊場巡りは
ますます、御朱印集めのスタンプラリー色が濃くなってしまいます
有料でも本堂内部の彫刻や天井画など見せていただきたいものです
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