上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

中山道69次を歩く (加納宿:岐阜駅以西)青春18切符で岐阜へ

2024年04月05日 | 街道を歩く




【21日目 美濃國 岐阜県】 令和6年(2024)3月26日(火)曇り
 宿場距離: 
 歩行距離:岐阜駅~河渡橋 7.7km(累計478.9km) 
 行  程:前橋駅5:31=(グリーン1550円)=9:19小田原9:27==9:50熱海10:00==12:29浜松(昼食)13:25==14:00豊橋14:02==15:19岐阜駅15:47---16:40加納の一里塚--17:58鏡島西バス停18:05=(バス370円)==岐阜駅--ホテルクレイド岐阜泊

 前日の3月25日発で4泊5日の予定であったが悪天候が予想され出発を一日遅らせ、坂祝駅から岐阜駅間の鵜沼宿・加納宿を後日とした



前橋駅から岐阜駅まで「青春18切符」利用なので普通列車のみ
JR東日本だけ普通列車にもリクライニング付のグリーン車があり熱海までグリーンを利用
浜松駅で途中下車、浜松名物の餃子か鰻と迷ったが
「青春18切符」利用の貧乏旅行で高価な「うな重」はいただけないので
1350円とリーズナブルな「うな丼」を食べ岐阜駅に着いたのは出発から10時間余後の夕刻

【53 加納宿 】


岐阜駅を降りると、消防車の様なものが見えたので近寄ってみると市営の自動運転バス「GIFU HEART BUS」
JR九州の「ななつ星」などをデザインした水戸岡鋭治氏のデザインだそうだ
デザインコンセプトの一つに視認性の高さがあるそうだが、確かに遠くからも目立ち視認性が高い



視認性の高さで言えば、こちらもかなり高い



曇り空ながら日没まで時間があるので岐阜駅前から河渡(ごうど)宿方面へ歩くことに



中山道加納宿本陣跡 民家の玄関先
標柱の背後に皇女和宮歌碑「遠ざかる 都としれば 旅衣 一夜の宿も 立うかりけり」



西問屋場跡 こちらは民家の庭先




脇本陣跡 と 街並み
道脇にある側溝の蓋が気になる



側溝の蓋に名入れで中山道を案内している、「井」は市章

岐阜市のマンホールはアヒルと鯉と思いきや、長良川の鵜飼のイメージ
「アユと鵜、バックは竹籠の籠目模様」のデザインでなかなかの出来栄え



加納本町の秋葉神社

加納本町七丁目の秋葉神社

八丁目秋葉神社、秋葉神社が丁目毎にあるのはよほど火災があったのだろう



中山道加納宿西番所跡 加納宿の京口



こちらは阿賀多神社



こんなところにも秋葉神社(久保見町)




加納の一里塚跡(三里の一里塚)江戸日本橋より百六里目 (16:40 岐阜駅より3.0km)



白色の高圧線鉄塔は始めて見る気がする




三社合祀の神社 天満神社・八幡神社・秋葉神社
大正9年(1920)に多羅里の八幡神社に2社が合祀された。明治39年の神社合祀令に関係するのか??



臨済宗妙心寺派瑞甲山乙津寺(おっしんじ) 弘法大師なのに真言宗でなく臨済宗
鏡島弘法と呼ばれ、「京都の東寺、川崎大師と並び日本三躰厄除弘法大師の一つ」とあるが
「三大」と「三躰」? 意味がよく分からないが自称だろうか?
弘仁4年(813年)弘法大師により開山されたが、その後災害や戦乱で荒れ天文14年(1549年)に鏡島城城主により再興し、臨済宗妙心寺派となった。



古民家を利用した小洒落たカフェ
寄ってみたかったが定休日



神明神社 鏡島村の鎮守 拝殿は寛政六年(1794)の建立


北野神社



地蔵堂 
御堂前に屋根が架かっていてベンチもあり休める




鏡島湊跡の解説版



長良川に架かる河渡橋
本日はここまでで、近くの西鏡島バス停から岐阜駅までバスで戻った



本日の夕飯は名鉄駅ビルで海鮮丼





青春18切符の期間になったのでこれを利用し4泊5日の旅を企画
しかし、変りやすい春の天気に悩み3泊4日に変更
直近に宿の予約の変更もできないので初日分だけキャンセルし、初日に計画した鵜沼~加納宿は後日に回すことに
京都三条大橋への日程も組んであるので途中の鵜沼・加納間は家庭の事情もあり中抜きになりそうです
三条大橋に着いてもすっきりしない事になりそうですが、その後に繋ぐことに
旅を楽しむためには家庭も大事だと思う今日この頃でもあります


 ↓そんな訳で 押していただくとたすかります





 地図


参考1:「ちゃんと歩ける中山道69次」 八木牧夫著 山と渓谷社
参考2:五街道ウオーク:上記本の著者八木牧夫さんのホームページ
参考3:電子足跡:GPSログがとても参考になります
参考4:「日本史 小辞典」(改訂版) 山川出版社
参考5:ウイキペディア
参考6:「長野県:歴史・観光・見所」
参考7:日本の街道を歩く旅


最新の画像もっと見る

コメントを投稿