上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

西国33観音巡礼1日目 発願(1番札所 青岸渡寺)

2022年12月16日 | 遍路・巡礼
 最初は修験者や僧侶の霊場だった西国33観音。江戸時代には庶民の娯楽を兼ねた巡礼になり、江戸から伊勢参りの後、熊野那智山から紀伊半島を巡り、最後は美濃に抜ける東から入り東に抜ける西国33観音巡礼コースが出来たといわれている。
 代表的庶民である自分もこれに倣い10日間の車による巡礼に出かけた
 東からはいればほぼ番号順に回れるので、京都市内を除きほぼ順番に巡った



 行程
 令和4年12月6日(火) 晴れ
 前橋3:00==5:00姥捨SA==7:00恵那峡SA==9:10安濃SA==11:30道の駅ウミガメ公園==12:20和か屋P・青岸渡寺13:30==14:15くしもと橋杭岩道の駅==15:05すさみ道の駅==16:15白浜温泉泊(民宿Aコース)



【1日目 和歌山県】

【1番札所 那智山 青岸渡寺 宗派:天台宗 ご本尊:如意輪観世音菩薩】 
 走行距離:自宅~青岸渡寺658km 滞在時間:1:10 拝観料:無料 駐車料:土産店で無料

 
 近くに有料駐車場が沢山あるが、看板の番号「和か屋」さんの駐車場に止めさせて貰い
 帰りに土産物を購入した


 
 駐車場前が500段ある石段参道の入口


 

 
 樹齢400年のモッコク
 さすが古刹、境内には立派な巨樹古木がある
 初日から天候に恵まれ幸先の良いスタート


 
 仁王門前に左方向に分かれると熊野那智大社の鳥居がある


 
 仁王門

 
 仁王門の阿形像 アクリル板で保護されておりうまく写真が撮れない


 
 仁王門を過ぎても階段は続く


 
 狛犬?


 

 
 樹齢700年のタブノキ


 
 本堂脇の広場から落差133mの那智大滝が望める


 
 本堂脇にある宝筐印塔は鎌倉時代のもので国の重要文化財


 
 釣鐘も鎌倉時代のもの


 
 西国33観音巡礼の祖、花山(かざん)法皇(968~1008)の謂れ


 
 本堂(重文)は1590年に豊臣秀吉が建立


 

 
 本堂向かって左に進むと熊野那智大社本殿
 如意輪堂(青岸渡寺)とは明治の神仏分離令まで一体のものであったという


 
 那智大社の石段を下り駐車場へ


 
 名物黒飴ソフトを食べ和歌山の宿へ向かう


 

 

 
 途中に立ち寄った和歌山県串本町の「橋杭岩」 
 串本から大島に向かい、約850mの列を成して大小40余りの岩柱がそそり立っている


 
 宿泊した「民宿Aコース」

 
 夕飯は海鮮鉄板焼きに地ビール

 
 御朱印




 一昨年は四国88霊場巡りをした
 昨年から今年にかけては坂東33観音・秩父34観音巡礼を結願

 百観音巡礼最後の西国33観音に挑戦
 信仰心とはかけ離れた観光・スタンプラリーの様な我が巡礼
 霊験あらたかな古刹を訪ねるうちに考え方も変わるのだろうと思っていましたが
 宿を予約して車で回るとどうしても忙しくなってしまう

 東国や秩父に比べ歴史も古く規模も大きいい
 雄大な那智の大滝を見ると畏敬の念を抱かずにはいられない
 熊野三山や熊野古道も訪ねて見たいと思う

 ↓そんな訳で 押して頂くとたすかります







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