上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

石鎚山と神社巡り

2021年10月18日 | 山2021
 
 

【山 名】石鎚山1982m(愛媛県)
【日 程】令和3年10月12日(火)~月13日(水)
【同 行】鈴
【天 候】12日曇り時々晴れ一時小雨 13日晴れ&霧
【ルート】12日富岡3;15===11:00淡路島SA===12:00伊弉諾神社(617km)===15:40石鎚神社(里宮)・前神寺(833km)===17:00西条アーバンホテル(861km)(1泊朝食5320円)

13日 宿7:25====08:00登山口P(885km 700円)-----ロープウェイ下谷駅8:20==(往復200円)==8:28成就駅08:33----08:53成就社08:59----09:17八丁のコル09:18----10:42夜明峠10:42----11:04一ノ鎖(下)11:05----11:14二の鎖下11:23----11:39三ノ鎖(下)11:42----11:44石鎚山・弥山11:56----12:04石鎚山12:09----12:20石鎚山・弥山12:41----12:42三ノ鎖(下)12:46----12:55二の鎖下12:55----13:01一ノ鎖(下)13:01----13:13夜明峠13:13----14:03八丁のコル14:03----14:24成就社14:27----14:45山頂成就駅14:45====下谷駅15:00====(953km)伯方島しまなみ旅館(1泊2食9500円)

【行 程】石鎚山 L=9.5km +-900m


【1日目(12日)神社巡り 】

 昨年は車で四国霊場88か所巡りをした 
 その際、未踏の石鎚山も登ろうとしたが日程の都合で断念
 今回は、同行のS君の趣味である一の宮巡りを兼ねて出かけることにした

 
 早朝3時に群馬県を出発、600km8時間を掛けて淡路島に到着



 
 淡路島と言えば「玉ねぎ」
 そこで、名物シラスと玉ねぎが盛沢山の「玉ねぎ御膳」1380円で昼食


 
 早速、淡路一の宮「伊弉諾(いざなぎ)神社」へ参拝

 
 「陽のみちしるべ」
 伊弉諾神社を中心とすると
 夏至の日は信濃の諏訪大社から日が昇り、出雲大社に日没
 冬至には熊野那智大社から昇り、天孫降臨伝説の高千穂神社へ沈むそうだ
 正に最初に誕生した島、国の中心「国生みの島・淡路」


 
 神池

 
 正門

 
 本殿

 
 夫婦大楠 樹齢900年のクスノキ



 
 伊弉冉神社から四国に渡り西へ200km
 石鎚山への登山口にある石鎚神社里宮(口の宮・本社)へ
 入り口の掲示板はタッチパネル式


 
 本殿前の解説版はアナログ
 当社と中腹の中宮・成就社、奥宮・頂上社と土小屋遥拝殿を併せて石鎚神社とある
 今回は日程上、土小屋遙拝殿には行けない


 
 山門では無く神門(神社の注連縄があり左右には仁王像ではなく天狗像が祀られている) 赤い狛犬は珍しいのか?

 
 鳥居

 
 本殿




 
 前神寺本堂
 石鎚神社口の宮の隣にあるのが四国霊場64番札所前神寺
 前神寺は石鎚神社別当寺(神社を管理する寺)だったが明治維新の神仏分離により
 寺領を没収され明治22年に現在地に再興された
 神社より趣が感じられる
 

 
 前神寺 大師堂
 昨年は前神寺に参拝し、石鎚神社には寄らなかったが
 同じ所へ2度来ると新たなことが判る



 【2日目(13日) 石鎚山へ 】


 
 ロープウェイの始発は8時20分
 駐車場には8時に着いたが駅より手前
 奥に無料駐車場があるのではと躊躇し奥に行こうとしたが
 オジサンにストップさせられ、土産物屋?(泉屋)の駐車場へ 
 日帰り登山には始発が遅い気がするが走って始発に乗ることが出来た
 ロープウェイは往復2千円だがモンベル会員証を見せると団体扱いの1900円


 
 成就駅を降りると、前神寺の奥の院がある



 
 成就社 門前

 
 石鎚神社中宮・成就社
 正面が本殿、左が遥拝殿

 

 
 遥拝殿 天気が良ければ奥のガラス越しに山頂が見え御神体を遥拝できる


 
 山門 ここから本格的登山と思いきや



 
 始めはなだらかなブナ林
 そして登るのではなく下る。歩きはじめが下りは、尾瀬の鳩待峠を思い出す


 
 八丁坂鞍部まで100m降下



 
 いよいよ昇り


 
 30分程歩くと最初の難所「試しの鎖」74m
 巻き道もあるが鎖を登って見ることに


 
 垂直に近い登りは腕が疲れる
 
 
 鎖を昇り切ったピーク、ガスで何も見えないが晴れてれば眺望の良さそうな所

 
 下るのも大変



 
 前社ケ森小屋 既に廃屋
 看板にある「冷やし飴ゆ」とはどんなものなのだろう?

 
 「試しの鎖」はこの小山を向こうから登ってこちらに降りるコース
 わざわざ小山を登らなくても巻き道の方が安全で近い
 コースを外れ腕試しが「試しの鎖」なのだろう



 
 アサマリンドウ(朝熊竜胆)?
 群馬近郊では見かけないリンドウなので調べてみたらこれに似ている


 
 ツルリンドウ実



 

 
 夜明峠1652m(ロープウェイのパンフレットには「夜明かし峠」とある)
 ここより上部は紅葉が始まった様だ



 
 一の鎖33m

 
 「試しの鎖」で腕がはってしまったので迂回路を選ぶ


 
 
 二の鎖65m

 
 「二の鎖」「三の鎖68m」とも迂回路へ



 
 弥山1974m山頂 奥宮、右奥に頂上社
 成就社に宿泊したか、土小屋方面から登って来たのか
 山頂は早くも混雑
 ここに土小屋から走って登って来たお姉さんが居た
 聴けば今日2回目、1回70分で登って来るそう
 羨ましい限り



 
 弥山から最高点天狗岩への稜線
 北側から雲が湧き上がって来る



 
 弥山を振り返る



 
 霧のかかった北側は断崖絶壁
 かえって見えない方が良い



 
 天狗岳1982m
 弥山に戻り、昼食後下山



 
 
 
 成就社に戻り遥拝殿でお礼参り、帰りも遥拝殿から山頂は見えなかった



 
 霧の中をロープウェイで駐車場へ


 
 ロープウェイ下谷駅下にある役行者や空海の像群
 

 ここから70km走り
 しまなみ海道の今宵の宿伯方島へ


 
 「しまなみ旅館」の夕食
 おかずが多く、全部は食べきれなかった
 
 明日は、中国地方の一之宮巡り 
 



 登山歴足かけ50年
 余り意識していなかった百名山ですが年初に数えたら95座登っていました
 残るのは幌尻岳・伊吹山・大山・石鎚山・霧島山の5座
 ここまで来たら古希までに百座を目指すことにしました
 登っていない一つが石鎚山
 昨年の四国遍路の時も考えましたが今回の挑戦で97座となり
 来年は無理せず100座完登を目指したいと思う今日この頃です 

 全国の一之宮は100社余りあるそうですが、連れは80社以上の御朱印を頂き
 さらに山岳にある神社の里宮・奥宮も参拝しているそうです
 こちらにも手を出すと大変なことになりそうなので山だけにしたいと思います
 
 ↓そんな訳で  ボタンを押していただければ嬉しく思います








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