上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

妙高山(枯葉散る)

2010年10月17日 | 山2010
【山 名】妙高山 2445.9m (新潟県)
【日 程】平成22年10月15日(金)
【同 行】大・湯
【天 候】曇り/晴れ
【ルート】自宅4:00===6:50燕温泉7:10---9:10天狗平---11:00妙高山頂12:00---12:40長助池分岐13:00---13:40大倉乗越----14:00黒沢池ヒュッテ14:20----15:10高谷池ヒュッテ 泊(1泊3食7000円)
【行 程】 L=11.4km +1930m -960m  行動時間8:00
【温 泉】
【地 図】地図はこちら


 我が職場の親睦旅行は4人以上のグループ毎に好きな所に行くシステム。昨年は大清水から沼田街道を
檜枝岐まで歩き檜枝岐歌舞伎を見て帰ってきた。経験や体力の違う者が1泊で行ける所と言うことで火打・
妙高に決定。4人で出発のハズが仕事の都合で3人で出かけることになった。
 天気予報は曇りだったが妙高インター付近では小雨。紅葉シーズンで混雑すると思っていたが幸い燕温泉
の一番奥の駐車場に止めることができた。


 
 駐車場 1100m付近


 幸い車を出ると雨は上がり、付近は紅葉真っ盛り。光明滝経由の燕登山道は温泉の導水路を兼ねた歩道。

 


 1時間程歩き源泉を過ぎ滝に着くと野天風呂がある。残念ながら修理中のため使用できない。

 


 妙高・火打へは何時も笹ヶ峰からの登山。燕温泉からの登りは初めて。次第に天気は回復してきて青空に。
紅葉も見頃。景色を楽しみながら歩こうと思うが1回りも歳の若い連れのペースは衰えない。

 


 もの凄い勢いで歩き長めの休息というのが彼らのペース。標高が上がるにつれ再びガスに覆われだした。

 


 


 写真を1枚撮る毎に20mは離される。このままではバテてしまいそうなので写真を撮ることを口実に
後れて行くことにする。

 
 天狗平(長身で脚の早いO君とY君)


 Y君はテント泊かの様な大荷物。聞けば食料やアルコールが信じられないほど入っている。この荷物で
この早さ、脱帽である。

 
 大荷物のY君


 標高2000mを超えると木々は葉を落とし紅葉は終わっている。

 


 山頂に着くと気温は11度。意外に暖かいがガスに覆われ景色は良くない。

 
 妙高山大神


 


 
 妙高山頂


 山頂では登山客の食べ残しがあるのか餌を求めてイワヒバリが近くまで寄ってきた。積雪期は何処で暮ら
しているのだろうか?

 


 ここで昼食。Y君のザックから次々に出て来るビールを飲んだりお茶を入れたりタップリ1時間かけての
昼食。その間に再び晴れ間が出現するが体が冷え切ってしまったので一足先に出発することに。


 
 山頂から火打山


 山頂付近はダケカンバの純林が広がっているが既に葉は無い

 
 美しいダケカンバの純林


 三田原山などの外輪山との谷間になる長助池分岐。標高2000m程の所であるが谷間で暖かいのか紅葉
せずに葉が青いまま縮れてしまっている木が多く見られた。いつまでも暑く気温が下がらないまま秋を向か
えたので紅葉する間が無かったのだろうか?


 


 紅葉が見られる斜面でも真っ赤なものは少なく黄色ばかりの黄葉だ。何枚か写真を撮って居ると直ぐにY
君に追いつかれた。

 


 
 咲き残っていたホタルブクロ


 上昇してくるガスが切れると草紅葉の長助池が現れた。

 
 長助池


 黒沢池ヒュッテで合流し一休み。ゆっくり休む二人を置いて再び先に出発。ようやく3人の歩き方が確立
してきたようだ。

 


 二人を置いて茶臼山まで登り振り返ると先ほどまでガスに覆われていた妙高山頂が黒沢池の向こうに顔を
出した。


 
 


 



 緑の笹原に点在する白いダケカンバ。東郷青児か誰かの絵でみた様な景色。後から来る二人も見とれてい
る。ここでも写真を撮る間に追いつかれた。こんな健脚が身近にいるなんて今まで気がつかなかった。
 それともアラカンの私の体力が落ちているのだろうか。
 
 北を見れば遠く日本海も見える。晴れたりガスに覆われたり忙しい天気となった。

 


 高谷池ヒュッテに着きビールを飲んで一寝入り。気がつけば夕焼け空。明日は天気になるだろうか?


 
 高谷池の向こうに火打山と焼山


 
 ヒュッテから夕焼けを見る宿泊客


 
 食堂・寝室


 明日は火打山に登って下山予定。



 初めて妙高・火打に来たのは平成8年10月下旬。笹ヶ峰の駐車場を出るときは雨。せっかく来たのだ
からとテントを置いて登り始めると途中から雪に変わった。かなり積もった様に記憶している。
 ヒュッテに泊まり快適な夜を迎えると、夜半には晴れ満点の星空。翌日には快晴の中、二山を登り下山した。
 この頃からテント泊をしなくなった様な気がする。
 




 それぞれ山歩きのスタイルやペースがある
 初めての人と行くと歩き方の違いに戸惑う
 相手のスタイルに合わせられる余裕を持ちたいものだが難しい
 
 
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