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続・ホイールナット舐めちゃった

2016-03-13 | ダッジラム

先日、某 ASで不運にもホイルールナットをインパクトレンチで舐められてしまった訳ですが、その続きを報告します。

時間があいたのは、ホイールナットの到着までに約20日間を要してしまったためです。(とりわけ急いでいたわけでもないので安い運賃を選択したので。)

それでは、作業に着手します。

新たに入手したツイスターナットを使用してナットの脱着を試みました。結果は残念ながら空回りするようになってしまいました。特に力を入れたつもりもなかったんですけどねぇ。

原因としては

(1)ナットの山がねじ切れてナットが空回りしている。(以前閉めたとき高トルクで締めすぎた?)

(2)スタッドボルトごと空回りしてる。

が、思いつきますが、(2)の可能性は極めて低いので(1)に絞って対応策を検討。

対応(1)

5個中4個のナットを外して、ホイルを外側に押した状態にして、ナットのネジ山をスタッドのネジ山に引っかかるのを期待してナットを回す。→成果なし。そりゃナットが一本とまってたらタイヤはびくともしないからね。

対応(2

問題のナットは袋ナットなので、その他のナットの内側を見るとスタッドボルトとの間に隙間がありそうなので穴を開けて、ベアリングプーラーを引っ掛けて外側に引っ張っておいてナットを緩める。→袋ナットの袋部分が変形するだけで成果なし。

↑袋ナットに穴を開けた状態〈六角ナットが略丸くなっているのがわかります)

対応(3)

袋ナットの袋部分(?)を取り除いた後、ナット内側に円筒形のスペースがあるのを発見し、そこにプラーを引っ掛けてプーラーを回す。

が、普通のスパナでは全く回らない。さっきまでは回っていたのに。なぜ?プーラーによる内側からの力でナットが変形してナットが回らなくなる?そんな訳はないし。

そこで、円筒形のスペースの内側に印をつけておいて、ナットを回すと、するっと回るではありませんか。しかし印は動かない。つまり、外側だけが空回りしているということです。袋ナットはベースとなるナットの上から化粧となるクローム部品をかぶせてあるだけ。溶接してあるものもあるかもしれないけど。このナットはそうじゃないみたいです。

正規サイズのソケットでの作業なら問題ないのでしょうが、オーバーサイズソケット+インパクトレンチでのナットなめ、くわえてツイスターソケットでのナット表面への食い込みなどにより発生したものと推察されますね。

対応策(4)

さて、どうするか?まずは、空回りしているカバー(?)を除去してみることに、うまくいけばベースのナットが出てくるはず。

まずは、取り外した別の袋ナット(取り替え済みの若干変形したナット)で試しにやってみると周りのクロームのパーツを除去することに成功。その下からはベースのナットが姿を現しました。

早速、問題のナットも同様にクロームカバーを除去。すると中から待望のナットが出現しました。

↑除去したクローム部品

↑ベースのナット

ただ、このナットのサイズがちょっと微妙なサイズで、インチの13/16では小さく、7/8では大きくてダメ、ミリでは21では小さく、22mmではちょと大きい。とは言えこの中間はないし。悩んだ結果22mmでチャレンジ。

ラスペネを吹きかけたのち、ソケットを差込み、ブレーカーバーの柄にメタルラックの足を付け足して、じわじわと力を入れて・・・・

クイッと、やりました成功です!!!

新しいナットに交換してようやく完了です。

あれ?本当はブレーキフルードの交換が当初の目的だったはずなのに。まあ、いいか。それは次にとっておきましょう。

あっ、うまくはずすことが出来ましたが、別途考えていた案がこれ↓

ナットの内側の円筒形の直径が約16mmなのでM16のボルトを溶接して回す方法。写真は金属用接着剤を使用して固定していますがかなりの高トルクでも外れません。機会があったら破壊試験でもしてみます。

では。


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (MonstersGarage)
2016-06-30 13:52:43
あれこれと手間になっちゃいましたね(笑)
それもまた一興ですか!( ゚д゚)ハッ!
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