goo blog サービス終了のお知らせ 

ノーやん日記パート2

酔仙翁

画像
 けさ、雨が上がり曇り空。むし暑い。夏を感じさせる。種まきしたセルトレイとピートバンのようすをみる。ケイトウの微細種を播いたピートバンの方も発芽している。ビニールの覆いの水だまりを取り除く。マーガレットやパンジー・ビオラの花がらを摘む。

 眼科の診察へ。「どうですか調子は」「あいかわらず目のチクチクが四六時中です」。左右の眼を診てもらう。「はいだいじょうぶです。ペインクリニックの方続けて下さい。また診ましょう」「はい」。帰って愚妻が「なにしにいってんねん」「診てもらいにいってんやないか」。痛みの治療は眼科ではどうしようもない。ヘルペスの再発はないようや。

 マンションのコンクリートブロックの上に植えたフランネルソウが咲きだした(写真)。和名は酔仙翁。スイセンノウ。ナデシコ科の多年草。南欧が原産地。紫がかった紅色の花。白花もある。葉は白い毛で覆われ夏の花らしくない。なのに清涼感がある。花壇から移植した株がどんどん増えている。よく見かける花だが知名度はいまいち。

 昼から南千里のスーパーへ。安売りの焼酎だけ買って帰る。「むし暑いですね。きょうは」「暑いねぇ」。日本人は春嬉しいと言って酒を呑み秋悲しいと言って酒を呑む、夏暑いと言って酒を呑み冬寒いと言って酒を呑む。いつからそういう文化をつくるようになったんか。8年ほど前、大阪の芭蕉俳蹟を調べた時、芭蕉の酒にまつわる句を18句見つけた。やはり春夏秋冬酒の句があった。芭蕉句はたとえば、

初春まづ酒に梅売る匂ひかな/鰹売りいかなるひとを酔はすらん/草の戸や日暮れてくれし酒の菊/酒飲めばいとど寝られぬ夜の雪…

 芭蕉は酒は飲める方だったが酒飲みには厳しかったようや。蕉門一の大酒のみ其角に「大酒御無用存候。仍一句、<朝顔に我は飯食ふ男かな>」の句を贈ったという逸話がある。酒はほどほどにせえよ。と、いいつつ…

むし暑き季を祝わん酔仙翁 愚句
その寝巻暑苦しいぞふらんねる草 同





都賀庭鐘・伊丹椿園集 (江戸怪異綺想文芸大系)
国書刊行会
高田 衛

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}はい、酩酊してます。酔仙翁の由来は?です。図書館で調べてみましょう。
fm
「むし暑き季を祝わん酔仙翁」

酔仙翁という名前でもう酩酊していますね。しかしこの名前の由来が知りたいです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事