ノーやん日記パート2

ヌスビトハギとクズ

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 曇り。時々ぱらつく。午前中市役所へ。まちの道端にヌスビトハギが咲き盛り(写真上)。人の衣服にくっつく豆も見える。竹林にはクズが竹に巻きついて上っている。どちらも他者依存。強い生命力。

 帰宅すると、妻と娘が中之島の国立国際美術館へお出かけのところ。「始皇帝と大兵馬傭」を見に行くという。愚老はおにぎりをもらい即席ラーメンでお昼をする。市役所で貰って来た高齢者保健福祉計画介護保険事業計画をみる。これから先後期高齢の単身者や夫婦世帯、認知症老人が増えるという。それに対応して「地域包括ケアシステム」が叫ばれるようになった。わがまちにも地域包括支援センターができ介護予防などを推進している。

 独居死のニュースは隣人関係が希薄なマンション街では再三話題になる。わんちゃんも道連れで餓死していたという話には、身につまされる思いになった。わがマンションの管理組合では災害時の対応策を議論した。「秋深き隣は何をする人ぞ」や。マンション街は。

 老化すれば、だれかの介助を受けなければ生きていけない。お迎えが来ても看取る人がいない。それが定かでない人が身の周りに何人もいる。どうすべきなのだろう?
               行く先は葛の蔓かや前線来 昇龍子
               
 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%ふつうの顔webry%}いまや老後ではなく老中のこと。終活が流行るのもゆえなしとしません。お互い考えるときが来ましたぞ。
fm
明日は我が身ですが、近所のアパートみたいに誰かが看取るというのも嫌ですね。最近死んだ人は伊勢湾台風で東北から出てきたが、搾取されて気の毒でした。
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