雨はありがたい。花に水やりをしなくてすむ。が、雑草やこぼれダネの発芽がすごい。朝8時半すぎ千里局の花壇にでかけ、まずは、雑草引きから。イネ科が目につく。ケイトウもかなり目立つ。バークをいれたところでは紅葉の葉の形をした双葉がいっぱい出ている。名前は分からない。
Kさんはケイトウのこぼれダネをもちかえって育苗しているが「紅葉のような芽はなんでしょうね」と聞く。研究熱心で面倒見のいい方である。リーダー会の広報を担当されている。ぼくも取材された。府立園芸高校訪問記を会報に載せてもらった。そのKさんから、岡山産の真竹(苦竹)をいただいた。いまが旬らしい。大阪では滅多お目にかからない。筍といえば大阪は孟宗竹なのだ。大阪暮らしに馴染んでしまったから味を忘れたが、ぼくは疎開先の猿投村ではこの真竹を食べていたはずだ。竹の皮に梅干しを入れてチューチューした覚えがある。珍しく、懐かしい気のする真竹。味わっていただくことにしよう。
歯医者さんに出かけるため、9時すぎには千里局の花壇を離れたが途中ツバメのめずらしい人工“巣”に出くわした。ツバメの巣はたいがい、人家の玄関口にツバメがつくる土製だが、ここはテントの端に釣った人工の籃(カゴ)である。店主は中華料理屋さんのようだ。子ツバメのためにゆりかごを用意したのだろうか。ぼくの心もホットになった。 いまどきのツバメの子はおそらく2番子だろう。ぼくも次男坊だ。
竹の子や幼き時の絵のすさび 芭蕉
子燕の華やぎ飛べりピケライン 正徳
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ややちゃん
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