美女をつくる花は

　曇り時々晴れ。マンションは大規模修繕工事中。午前中、水町雄一郎さんの「労働法入門」と伊藤真さんの「中高生のための憲法教室」を読む。労働法はむかし学んだ労働基本権(団結権・団体交渉権・団体行動権)という考え方が経済活動の変化に伴って労働形態が多様化し大きく変容しているようだ。「労働法の危機」「労働法の機能不全」という言葉に驚く。

　中高生向けの「憲法教室」は、教科書的にではなく生徒自身に考えさせる。「立憲主義」とは、多数派が誤った判断をする危険性にたいして「あらかじめ憲法で歯止めをかけておこうというという考え方です」と説く。そこから憲法改正を考えるヒントを示す。どちらも若い世代と対話するための勉強や。といっても若い衆とは話したことがない。

　雨予報があったのでビニ傘を持って外出したが降らず。市内の街角の美容室で鉄線が鮮やかな花をつけていた(写真下)。ハイビスカスの花も近くの老人病院で見かけた(写真上)。美女をつくる美容室にはうってつけの花やなあ。
　　　　　　　　　　　　美容室の窓を彩る鉄線花　昇龍子