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ノーやん日記パート2

大寒

 21日は大寒。ネットの予報では前日から霙か雪だったが小雨がすこし降る程度だった。6日が小寒。この時期を晩冬という。いまがもっとも寒気の烈しいとき。「大寒に負けじと老の起居かな」 虚子の句である。大寒の前日、年寄り連中が集まった。自ずとあちこちの身体の不具合の話になったが、産婦人科以外は全部のお医者さんの世話になったという82歳の女性はどこからそんな元気がでてくるのだろうと思うほどしゃきしゃきしている。わがいのちを大事に前向きに生きる話をした。その話・姿から、じ~んとくる元気をもらった。
 帰宅すると着信メールに、日本語テストーあなたの口説き力を判定しましょうとある。つい、引き込まれて挑戦した。テストの結果60点だった。あなたの国語力はイマイチです、ボキャブラリィを豊かにするようにという意味のアドバイスが表示された。その通りなので思わず苦笑した。もともとそういう口説き力のない人間だが、言語が乱れている昨今言葉の正しい使い方は大事にしなければと思う。私のブログで、草花は零度以下になると「冷害に合う」と書いたところ「これで話題中」と、百科事典を引いて冷やかされた。はっとして訂正した。が、言葉の正しい使い方とその人柄・行い、つまり言動全体が口説きの力をもつのではとも思う。大学総長という立場の賢い人や頭の回転の早い有名人がとんでもない軽薄人間だったということもある。人生の晩冬というと大げさだが、いのちのある限りすべてのいのちをいつくしみ、花を咲かせ、実らせ、青い地球をだいじにしたい。そんな朴訥さでは人を口説く力にならないかもしれない。しかし草木鳥虫にはいのちの尊さを教えられる(カラスは別やで)。
 地域でボランティアをしている園芸講座の受講生たちで、この3月、卒業記念に実のなる樹を植える話が出た。実のなる樹といっても、桃栗三年柿八年をはじめいろいろある。アーモンド、クルミ、スモモ、ナツメ、ビワの5種類が候補にあがっている。立春が過ぎれば植え時になる。後世の人たちが花も実もたのしめるように願って。
大寒の大々とした月よかな 一茶
 
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