「九条守れ」俳句 公民館が掲載拒否ーA紙のニュースに目がとまる。公民館の俳句サークルが毎月「公民館だより」に掲載していた俳句が7月号分には「梅雨空に『九条守れ』の女性のデモ」が選ばれた。それをさいたま市大宮区の三橋公民館は「公民館だより」への掲載を拒否したという。「世論が割れているとき一方の意見だけ載せられない」という理由らしい。ものいへばくちびるさむしまちの夏か。危険な兆候や。表現の自由はこうして奪われていく。抗議し撤回を要求する。戦争への道に通じかねないぞ。国民多数がノーという憲法解釈変更の閣議決定というペーパーなんぞ山羊に喰わせるかカンナの炎で灰にしてしまいたいね(写真上=千里南公園、中は出窓の鳳仙花、下=千里南公園クロコスミア)。腸が煮えくりかえる思いや。
俳句の世界には非政治主義の傾向が色濃い。五七五の短詩にはなじまぬという声もある。しかし俳句のよしあしは読み手に委ねるべきではないか。詠み手が社会的俳句を自制する風潮が気になる。日本の俳句界は先の世界大戦に無批判で、協力させられた歴史をきちんと反省していない。と思う。
そんな紙灰にしたまえ紅カンナ 昇龍子
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ノーやん

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