ノーやん日記パート2

千里の小道冬を待つ

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 晴れ。夜明け前、東の空にお椀状の繊月をみた。珍しい。「新月に槻のおもてもまたくらき 蛇笏」「三日月に地はおぼろ也蕎麦の花 芭蕉」の句がある。「槻」は欅の古名。「三日月」も「蕎麦の花」も秋の季語。「蕎麦の花」は夜目にもほの白く見えるというから芭蕉さんはこってはるなあと思う。蛇笏句はごく自然な景が浮かぶ。わがマンションの構内は欅の枯葉が降りだしている最中。真冬の裸木になるまでこれから毎日の落ち葉清掃が大変や。もうすぐ立冬。一年が巡るのはホンマに早い。「写真俳句歳時記」で秋色の句をよみながら行く秋を惜しむ。お昼は、パスタ・ナポリタン。しめじをちょびっと入れて。

 午後、千里みどりのさんぽみちの秋色に足を止めながら箕面のスーパーへ買い物に行く。桜紅葉(写真上)が見事な邸宅やナンキンハゼの実が白く冬景色に変わりつつある姿(写真下)。いつのまにやら冬隣やなあ。いよいよ落葉シーズンか。それにしても食料品の高値はたまらんぞ。責任者でて来い!
          欅葉降る千里夜明けに三日の月 昇龍子
          豆腐買千里並木は冬を待つ 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}黒っぽい皮の剥がれた白い実は烏が大好物というか路上に食い散らかします。
fm
ナンキンハゼの実は趣がありますね。この実を好んで食べる動物はいますか。
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