ノーやん日記パート2

遊歩道の落ち葉踏み

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 夜中雨が降ったが雲が多めの晴れに。「きょうは暖かいね」。小春日かな。あさ、老人クラブの副会長Mさんとあしたの遊歩道清掃の下見をする。道路工事の作業で落ち葉は少ない。その上、草刈り作業が始まり遊歩道も清掃するという。M副会長と「あしたは掃除せんでよろしいな」「そうでんな」。「あしたの遊歩道清掃は取りやめます」。市の窓口にも連絡した。遊歩道の路面は欅落ち葉も濡れて張り付き錦秋の紋様を描く。掃除するのはもったいない。

 部屋に戻ってホットケーキを焼きコーヒーを沸かす。妻は洗濯に。「和漢朗詠集」の「巻上秋」を読む。「秋の庭は掃はず藤杖に携はりて閑かに梧桐の黄葉を踏んで行く 白」。「梧桐」はアオギリのこと。「藤杖」はくねった藤製の杖。あとは注釈不要。「感字」で詠めばよい。「白」は白楽天のこと。「白氏文集」の「晩秋閑居」から下2句を採ったもの。千年前の王朝のアンソロジー。「源氏物語」にもなんども登場するように白氏は王朝人が好んだ唐詩人。わが輩もちょびっとかぶれて句心が起きた。昼は、パスタ・ナポリタン。午後、市内へ用事。写真上下とも千里遊歩道の桜紅葉。
          遊歩道を杖はつかずに紅葉踏む 昇龍子
        

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}白居易はなんで王朝人に人気がったのかな。自然詠だけでなく新楽府のような諷刺の利いた社会詠もあったのに。
fm
香炉峰の雪やいかん、という話は聞かされましたね。白楽天の人気は凄かったのだと思われます。
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