霜の花

　晴れ。千里局花壇の当番日。ハボタン、パンジー・ビオラ、キンセンカ、スウィートアリッサム、ノースポール、プリムラマラコイデスなど寒さに強い花たちが霜の降りた花壇で頑張っている。クリスマスローズもシャドウガーデンで花芽を出していた。きょうの管理作業はサザンカの落花などの清掃だけ。水やりなし。

　作業中、知人のSさんにばったり。近くの病院に通うところだった。聞けば左脳に障害が発症したという。ぼくは右脳のヘルペス後遺症。お互い「お大事に」と言って別れた一時間後、市内の診療所でまたばったりあう。「あれまあ!」。奇遇と言おうかそれがふつうの「今」と言おうか。思わず苦笑いする。

　わが輩のきょうの血圧ー上98下５８。「先生、ちょっと低くないですか」「ふらつきますか」「いいえ」「ほな、大丈夫」「きょうは寒いのに」というと。外は寒かったけど診療所の暖房で下がったのではないかなという。９０台は正常値の範囲らしい。腹が減って外食する。讃岐うどん屋へ。素うどんとかき揚げを注文。手打ちのうどんとだしはさすがプロや。真似できん。ワンコインでお釣りがくる。文句なし。午後、米と自転車の前かごカバーを買いにスーパーへ。写真は上下ともけさの霜が降りた千里局花壇。
　　　　　　　　　　　　　　　ヘルペスの痛みこらえる霜の花　昇龍子