地元に住む我々が出来るメリット。

あの暑い夏の日の着工でしたが、
秋晴れのさわやかな風を受けて
完工が後1ヶ月半と近づいてきました。


断熱材が床壁天井と貼り巡らされると
とたんに屋内は涼しくなります。
それだけ外の陽ざしの熱をすっかり遮断するのです。


屋根の傾斜勾配の妙について少し。

糸魚川市は豪雪地帯ではありませんが
適度に雪が降ります。

雪と屋根の勾配には密接な関係があります。

デザイン重視で急な勾配をつけると
落雪が頻繁におきます。

屋根の勾配が緩すぎても
大雪の場合、家の荷重負担は大きくなります。

落雪についても、近隣トラブルの原因になります。


能建では、隣地との条件や地域性に合わせ
ベストな屋根の勾配で対応します。

屋根の向きや雪止めの本数、間隔なども
設計部と熟慮し、決めて行きます。

能建のスタッフは地元に住んでいるので
この辺りの雪質は重めだから、とか
　冬の風向きはこっちからだから、とか
実体験からのお話が出来ます。

営業マンも管理者も大工も皆、地元の人間だから
細かいニュアンスを共有できます。

家を建てるだけの仕事ではありません。
暮らしの安心をご提供しているのです。


先日の日曜日、誰もいないはずの現場に
能建糸魚川支店のナイスガイ平塚大工の姿が。

“昨日の仕事で気になるところがあったので、
　　週明けの仕事に間に合うように手直ししてます”
…って、プロのカガミ！人知れずってのがニクい！

これも地元に住む大工さんだからこそ。
ナイスガイ平塚。アツいです。いいヤツです。


穏やかな秋の日差しが差し込みます。
スタッフ全員の力で作る家。

私も完成が非常に楽しみです。