恣意的報道(その2)

2006-03-01 12:24:56 | 日々雑感
警視庁によると、2004年、電車内での強制わいせつの認知件数304、
卑わい行為の検挙件数1897、計2201件。
さらに、「暗数は、この数10倍に上ると見込まれる。」

日本の下品さはエスカレートする一方だ。一般家庭のポストに入れられる
ピンクビラ、電車のつり広告、コンビニで誰でも読める18禁の雑誌や漫画、
深夜の風俗番組。また、学校での過激な性教育。小学生に「すてきなセックス、
最高のふれあい」、中学生に「愛を前提にセックスするときのルール」、
高校生に「 性を楽しむために低用量ピルをゲットしよう」なんてことを教育
(?)している。http://www.seikyokyo.org/index.html
「痴漢したっていいじゃないか、レイプしたっていいじゃないか」と勘違い
をしたまま青少年から大人になる男性がいても不思議のない国。


はなし変わって、報道の恣意性。
今日も恣意的に自衛官がセレクトされている。
昨今、多くの『痴漢冤罪』が発生し、無罪の立証が困難なことから
苦しんでいる人々がいる。痴漢行為が立証されてからならともかくも、
本人が否定している段階で報道する目的はいったい何なのか?
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no1/koramu/koramu7.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060228-00000512-yom-soci

防衛白書によると男性自衛官は228,304人、日本の20~60歳の男性の人口は
35,042,000人、したがって20~60歳男性の153人に1人は自衛官である。
ということは、電車内の痴漢行為2201件中、自衛官による事件が14件を
超えた場合、あるいはそれを下回った場合はたしかに報道の対象となりうる
と思うのだが。
http://jda-clearing.jda.go.jp/hakusho_data/2005/2005/datindex.html
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2004np/zuhyou/05k16-03.xls


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