鉛inアクセサリー

2006-03-07 17:43:45 | 日々雑感
安価なアクセサリーから多量の鉛が検出されたことが問題となっている。
たしかに、口にさえ入れなければ大丈夫だ。
が、問題は口に入りうる鉛だ。

厚生労働省の輸入食品等の食品衛生法違反事例を見ると、平成17年分だけで、

陶器製器具(湯飲み) 中国 鉛 21 ppm
泡立てカップ(COFFEE MAGIC)の蓋部分 中国 鉛 403 ppm
ポリエチレン製のキャップ(黄緑) ブラジル 鉛 1700 ppm
ポリエチレン製のキャップ(オレンジ) ブラジル 鉛 3400 ppm
ポリ塩化ビニル製パッキン(調味料入れの底部パーツ) 中国 鉛 170 ppm
飲食器具:陶磁器製  プレートK-108PPR イタリア 鉛 287μg/cm2
飲食器具:陶器製 コップ 中国 鉛 9.7mg/L
ポリプロピレン製 飲食器具LUNCH BOX 中国 鉛 166ppm
ガラス製 飲食器具:深皿 テェコ 鉛 230ppm
磁器製 飲食器具 BONECHINA 中国 鉛 16μg/ml
組み合わせの器具:STORAGRE JAR WITH SCOOP 中国 
蓋及びスプーンから鉛 640ppm,本体のふちから鉛 480ppm
飲食器具:ポリプロピレン製タンブラー 中国 本体及びフタから鉛 242ppm,380ppm
ポリカーボネート製飲食器具(SPORK) スウェーデン 鉛 293 ppm
組み合わせの器具:フタが緑色の調味料入れ 韓国 フタから鉛 540ppm
ポリスチレン製割ぽう具:栗のつめ 中国 鉛 180ppm
飲食器具:ポリスチレン製(PLASTIC PICNIC SET トルコ (GREEN))鉛566ppm
                            (ORANGE)) 鉛846ppm

と、世界各国から鉛の混入した食器類が入ってきている。
で、この違反事例はあくまでも氷山の一角である。すべてを検査できるわけではない。
多くとも10%程度を検査して見つかったぶんなのである。
100円でこの不安は割に合わないのでは?