経済動物を飼育してみないかと話がきて約6ヶ月。ヤギからミルクを搾るのが主な作業なのですが、ただ搾るだけではなくミルクの乳脂率が低かったり、高かったりとしていたら出荷が出来なくなるので、乳脂率を安定する飼育をするのが今は四苦八苦している最中です。
愛玩動物(ペット)は人に温もりを教えてくれる動物で、長く生きた分だけ色々な人から愛情を注いでくれると思いますが、経済動物は愛情を注いでいくと最後はしてしまうため飼育者はとても辛い想いをしてしまうことも多々あると思います。
ですが、愛玩動物も経済動物も飼育してきて思う事は、どちらも人にとっては大切な役割を持って生きている動物たちなのだと最近では考えるようになりました。
(石川 雄貴)
正月遊びの凧揚げ・すごろく大会をしました。凧揚げは、前年の反省を踏まえて作りまし
たが、全く風が味方に付かず揚がらない・・・。ということで、すごろくに切り替えました。子ども
たちが段ボールにバツゲームやワープなどたくさん書いたので、なかなかゴールにたどり着
けず、文句もチラホラ・・・。それでも書いてあることをきちんとこなし、時間を忘れるくらい盛り
上がりました。 (西 出)
2009年2月、「大阪子供動物園」設立から24年が経ちました。この間、能勢の小さな動物園にどれだけの出会いと別れがあったでしょうか?私は入社してからというもの、昔話に興味があり、設立前後に関わってきた人たちの話を聞いてきました。内容は、皆それぞれです。畜舎を造っている時、ふれあい動物園が駆け出しの時、失敗談・笑い話などどれも興味深く、羨ましい話ばかりです。そして、たくさんの人に聞いてまわっているとわかってきました。話し手は皆、楽しそうにいきいきとした表情で当時の話をしてくれます。人と人の関係が密で、協同することの大切さを肌で感じ取っていた、それが当時は当たり前だったのだと考えさせられました。では、私たちが引き継ぎ・伝えていくことは何でしょうか・・・?時代はかわってきました。それに合わせていくことも必要になってきましたが、24年間培ってきた人との関係という財産を引き継ぎ、“自然・動物・人の関わりを大切にしていこと”子どもたちに“命の尊さを伝えていき、思いやりのある心を築き上げて欲しい”という思いを、これからも伝えていくことが大事だと思っています。それを踏まえ25年目は、新しいことに挑戦し、次へ繋げていけるよう、小さいなりにもコツコツと積み重ねていく年にしていきます。 (畑 邉)