例えば、中央駅東口の空港バス乗り場・降り場や、バス出入り口の横断歩道付近で働く警備員の人たち。毎日顔を合わすうちに、いつの間にか話をするようになり、知り合いになりました。仕事帰りのダレヤメに飲みに行ったこともあります。
それぞれ、バスの切符を売ったり、荷物を出し入れしたり、出発案内をしたり、また、出入りするバスから歩行者を守ったりするのが本来の仕事ですが、「まち案内」の仕事も兼ねているのです。
バスの乗り場やホテルの場所、行きたい場所を尋ねる人に、本来の仕事のかたわら丁寧に応じているのです。「まち案内」が本業の私を、補助してもらっているといって過言でありません。
さまざまな客の質問に対応するため、互いに情報交換することもあります。私自身、この人たちから知らないことをいろいろ教えてもらいました。
ただ、空港バス担当の人たちは22日までで東口から姿を消すことになりました。23日から空港バスの乗降場が電車通りを挟んで反対側の鹿児島中央ターミナルビル1階に移るからです。
この人たちと一緒に働くのはあと1週間になりました。空港バスは移動しますが、この人たちがこれからどうなるかは「まだわからない」そうです。残念ですが、また新しい職場で頑張ってもらいたいと願っています。「自分たちがいなくなると、能勢さん忙しくなるよ」と言われました。そうだろうと思っています。正念場です。
観光・鹿児島を支えているのは、このような最前線の現場の人たちだと痛感します。バス出入り口の警備員は4月から別な会社の人たちに代わりました。心機一転、互いに頑張りましょう、と心の中でつぶやく日々です。
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たむたむ
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