能勢謙三の鹿児島まち案内日記

実情に合わせたい案内板 こぼれ141

鹿児島中央駅の西口でよく尋ねられるのが「切子塔は?」。
タクシー乗り場の奥の向こう岸に立つ、薩摩切子を模した赤いガラスの塔のことですが、県外客にはなかなかわかりづらいようです。
客が何を尋ねたいかといえば、城山観光ホテルの送迎バスの乗り場です。駅2階のコンコースにある総合観光案内所の人か誰かが、「切子塔の前です」と教えているのかもしれません。
だったらもっとわかりやすいように、「赤いガラスの…」と説明を加えればどうでしょうか。薩摩切子のことを知らない客も多いでしょうから。
もっと言えば、西口のバス乗り場等案内板に、ホテル送迎バスの乗り場を明示すればいいのに、といつも思います。これは東口の案内板にも言えることです。ホテル送迎バスの乗り場についての質問は、西口でも東口でも上位を占めます。
案内板は、実情に合わせるべきです。




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コメント一覧

ガヤマス
利用者の立場でものを考えると様々な課題が見えてくるはずです。
どこが迷いやすいのか、どの場所に案内板を設置すればいいのか、何を目印にすればいいのか、と。地元の行政関係者などが当たり前と思っていることが実はそうでないことも多いのです。
かく言う私も、きょうのブログで切子塔が中央駅西口にあることを知りました。能勢さんの言う「分かりやすい街づくり」は超高齢社会への備えですね。私も55の年になり、若いころにパッと目に止まっていたものが判別できなくなったり、説明されてものみ込みが悪くなってしています。
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